2009-10-29

プラノバール10日後通院:たまごとDダイマー

採卵&プラノバールを飲み始めて10日後の診察でした。
今日は出張の代休をとっていたので仕事は休みです。
ゆっくり目に出て10時半過ぎに夢クリ到着。110番台でした。

採血が終わって3階で待っているときに培養士さんの説明を聞くことができました。唯一凍結できたわが家の「うさたま」は、6日目胚盤胞。5日目の段階で胚盤胞にはなっていたけれど大きさが足りなかったのでもう1日待って6日目の朝に凍結されたのだそうです。分割をはじめたときのグレードは2。「きれいないい状態です」と言ってもらうことができました。
それぞれの段階で脱落してしまったたまごちゃんたちの写真を見るとやはりかわいそうでしたが、元気に育った1つに力を移して去って行ったような気がして、この育った1つが6個分のたまごに見えました。6号まで分身していたのがようやく1つにまとまったようなイメージで見ることができたので、前回とは違い、今日は悲しくならずに1つが育ったことを喜べました。

培養士さんに「いい状態」、と言ってもらって喜んでいたのですが、診察はちと残念な結果になりました。
血液検査のみで内診はなし。2番先生でした。

結果は
E2:439 LH:2.9 P4:35.6 FSH:0.4
Dダイマー1172(1000以上は不可)

Dダイマー、ついに出てしまいました。前回までは(+)とか(-)とか書かれていましたが、今日は赤字で1172という数字が。
この数字の読み方がわからなかったのですが、先生の口ぶりでよくないなとすぐ分かりました。
「ぴょんたさん、前回胚盤胞1つ凍結できたんですが」
”ですが”っていわれたので、ああ、やっぱりよくないってことね、と思いながら続きをききました。

Dダイマーが1000以上あるということは、体の中のどこかで出血して固まったものが再度溶け出している状態なんだそうです。採卵のときに針をさしたからその出血の可能性も高い、私は卵胞の数も多かったので、おそらくそれが原因だろうと思われるが、ピルによる血栓の可能性も否定できない、そうなるとピルの服用を継続することは医学的にできない、とのことでした。

「まあ、たぶん、大丈夫なんですが、可能性が完全に否定できない以上、大丈夫、飲んでもいいですよとはいえないんです。たとえ1万人に1人の確率でもでも事故が起こってはいけない、不妊治療である以上、それが原因で死人を出すことは、一人たりともできないんです。」と言われました。
そのまま放っておいたら死ぬ可能性の高い状態であれば、それを防ぐために危険を伴う治療というものはあり得ますが、不妊治療は元々ほうっておいても死なない状態の、健康な人に向かってする治療なのですからそのとおりですね。
(予防接種なども事故はゼロじゃないけれど、「予防接種せずに病気になって死ぬ確率」の方が、「予防接種の事故で死ぬ確率」よりはるかに高いので接種してよい、ということになるんですよね。)

というわけで、プラノバールは即刻中止。
次回通院は11月2日で、ホルモン値がよければ、そこからホルモン移植周期スタートとのこと。本当はあと4日飲んでようやく卵巣がまともになるそうなので、ここで調整終了だと調整がうまくいかず、キャンセルの可能性もあるとのことでした。
皆さん最初は自然周期のようなので、私もそうかと思っていましたが、元々排卵障害があるので最初からホルモン移植周期と言われました。

他のホルモン値は何も言われなかったのでいいのか悪いのかよくわかりません。
聞けばよかったのですが、Dダイマーにすっかり気をとられてしまい、何か質問がありますかとわざわざ聞かれたのに思いつかずそのまま出てきてしまいました。前回のマーベロンではなかなか1を切ることができなかったFSHが0.4になっているから、まあ、いいのかな。LHは高いですが、前回もこれより高くても「大目に見て」もらっていましたので私の場合にはこんなものなのでしょう。P4の値の横に矢印↑がついていたんですが、これの意味がよくわかりません。高すぎるってことなんでしょうか?
いずれも、気にしてどうにかなるものでもなさそうなので、次回の診察のときに疑問が解決しなければ聞いてみます。


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