2009-08-30

むくみ2キロ分?

3月にクリニック通いをスタートさせて以降、私もご多分にもれず、少しでも可能性を上げるには・・とあれこれ試みております。


・朝ごはんを食べたり食べなかったりだったのを改め、毎朝納豆ごはんor卵かけごはん。

・間食するならなるべくお菓子よりもおにぎりなど、害の少なそうなものを。

・5本指ソックス、足首ウォーマー、やわらか腹巻を愛用。

・ビールやらなんやらを毎晩飲む習慣を撤回(今でもリセット日などには自分をねぎらって少々飲みますけど)。

・毎朝飲んでいたコーヒーも平日はやめて、日替わりで体に良さそうなお茶をいろいろと。

・せんねん灸もお気に入りで、よいといわれるつぼにいくつか。

・なるべくお風呂にゆっくりつかる

・そしてランニングorウォーキング。これは週2,3回程度で、また8月は暑かったのでほぼお休みしておりましたが、今朝、久しぶりに涼しい朝でしたので再開しました。

で、変化したことは、体重が減った、です。

身長160センチ、体重50キロ程度の普通体形です。 下半身デブのためほっそりとした脚に憧れる気持ちは十分ありましたが、調子のよい排卵のためには標準体重近辺が望ましいらしい!  ということで、今は見た目よりもひたすら順調なたまご!とあこがれは後にとっておいて、体重はキープで、と思っておりました。


が、こんな生活をはじめてしばらくすると、なんとなく軽くなってきたような気が。体重計にのったら48キロ。これまでも仕事が忙しくなるとそれぐらいになることはあったので、「通院やらなんやら忙しいからねえ」と思っていました。

そしてまた少し経って、近所を走って家に戻ると実に景気よく汗びっしょりになるので、新陳代謝が上がってきたかなあ、と体重計に乗ってみると、47キロ。48キロを切るなんて、高校生以降一度もなかった気がする・・、けど、汗をかいたせいかしら、と。

そしてまたしばらくして。朝とてもトイレに行きたくなって目が覚めて、トイレにいったらあまりにもたくさんおしっこがでてびっくり(汚くてすみません)。ほんと、たくさん出まして思わず旦那様に報告するぐらいでした。(寝ていた旦那さまは起こされて何かと思ったら・・と失笑。)体重計に乗ってみたら46.5キロ。それ以降、朝起きるとだいたい46.5キロから47キロのあたりをうろうろしています。


通院開始時点の体重は定かではないのですが、おそらく49キロぐらい。とすると、どこかが2キロぐらい減った模様。実感があるのはパンツをはいたときお腹周りと太ももあたりに多少余裕ができたこと。
食べる量は減るどころか増えたはず。お酒を飲まなくなったのが大きいのか、新陳代謝が上がったのか・・・。思うにこの2キロ、これまで余分にため込んでいた「むくみ」分ではないかと思うのです。だから急にストン、ストン、と体重が減ったのかなあと。ということは、長年いらない水を体内に持ち歩き、体を冷やしてきたのかなあと思うわけです。それほど冷え症だという自覚はなかったものの、足やおしりは冷たいことが多かったし、たぶん、自覚がないからこそ却って深刻な冷え症だったのでは、と振り返ったり。

いよいよ採卵に向かうその前に少し毒出しできたかな、という今日この頃です。


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2009-08-28

お休みだからできたこと

5周期目、すでにD40です。 今日は出張の代休で一日のんびりしておりました。夢クリ通いを始めてから、通院日の遅刻を減らすため代休をとることがあっても通院日にあてるようになっていたので、平日に丸一日用がないのは本当に久しぶり。

期せずしてお休み周期になり、どんどん排卵が遅れるタイプのため、ほぼ1カ月、通院しない期間ができました。徒に時間が過ぎていくことが残念でもあるのですが、ちょっとした休憩になって助かっています。

フレックスタイムがとれる勤務体系なので、勤務時間は10時から。夢クリの場所が自宅からも職場からもタクシーで10分あれば着く、という通院にはたいそう恵まれた地理条件ではあるのですが(それゆえに夢クリを選んだわけですが)、やはりフルタイムの勤務をやりくりして通院するのはそれなりに大変です。
夢クリ通院日は朝7時すぎに行って並んでも10時出勤に間に合うかどうかぎりぎり。10時から会議のときにはかなりドキドキしながら待ちます。もしかして少々遅刻するかも、と伝えてはいるものの、しょっちゅう遅刻するのもねえ・・・。

また、仕事の内容から出張の予定が立てられないのも悩み。自分で裁量がきくだけに、予定しておいてやっぱりいけるかどうかわかりません、という計画は立てにくい。

期せずしてお休みとなった今周期、久しぶりに安心して約束ができ、気持の上でリフレッシュできた気がします。今、高温期に入ってちょうど1週間ぐらい。来週末の出張の予定に悩んでいます、が。また、そういう闘いの日々の始まりです。

お休みの間にもう一つ問題を片づけられました。
折しも2週間ほど前に偶然乳房のしこりを発見。もし乳がんなんてことになったらうまく妊娠できても途中で大変なことになってしまうし、そうなる前に不安要素は潰しておかねば、ということですぐ翌日に乳腺外来を受診しました。触診では表皮に近いあたりだし、押したら動くから、悪性の疑いは低い、ということでしたが、翌週にエコーとマンモグラフィ。
初マンモ体験でしたが、やはり本当に痛い!「息を吐いてください、はい、止めて」っていわれても、すでに圧迫される段階から痛みで吐き切っているから窒息寸前。
もう降参!と言いそうでしたが、なんとか我慢してようやく終了。左右2回ずつ+しこりのある側2回、おまけに1回は肩が映ってしまったということでもう1回、計7回。
ちゃんと映っているかどうか確認します、と待っている間はもう一度撮り直しと言われたらどうしようとひやひやでした。

昨日、結果を聞きに行ってきました。嚢胞に水がたまっただけなので、特に心配ないとのこと。何かあったらまた来てくださいね、ということで終了でした。
年齢とともに乳腺が減っていくので、いずれはそんなに痛くなくなるのかも。でも、しばらくは受けなくてすむので一安心です。(乳がんは40歳以上の場合、2年に1度はマンモグラフィでの検診を受けることが重要ですよ~)

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5周期目は方針ぐらぐら

あえなくリセットで、D3の通院。
午前は会議が入っていたため、夕方時間休をとって17時頃受診。副院長でした。
E2:48 LH:17.1 FSH:7.3 たまごは5.7ミリと6.4ミリ。

副院長「タイミングは合っていたけれど残念ながら生理がきてしまったということですね。では今周期は採卵でいいですね」
私「え、あの、まだもう1回タイミングを試したいのですが」
副院長「時間とお金の無駄だと思いますよ。精子の状態も良くないし。薬を使っている以上リスクもゼロじゃない」
私「えと、あの」
副院長「これだけ卵巣の状態が悪いと、体外受精に進んでも簡単にいくと甘く考えてもらっちゃ困る」
私「・・・」
副院長「どっちか決めてください。そうでないとこっちも方針を出せないですから。採卵でいいですか」
私「は、はい」

不覚にも気持ち負けして採卵に進むことを了解してしまいました。(決めたこと自体はいいのですが、納得していなかったのにきめてしまったことが不覚でした。)

フェマーラ5日で次回は1週間後のD10。

クリニックを出るなり旦那さまに電話。「無理だっていわれたから、今周期採卵になった」「えー!もう2回、このままやるって決めたじゃん」「だって、無駄って言われたんだよ」「まあ夜相談しよう」
かくして前回の通院から続いている話の繰り返し。結論もまた同じところに落ち着いて、翌朝夢クリに電話して、やっぱりタイミングでやりたい、と伝えることに。

夢クリに電話して、昨日採卵に同意したけれど、やはりもう一度タイミングでやりたいけれどどうしたらよいか、と聞いたところ、折り返しの電話で、まずフェマーラの服用をやめて、次の通院指定日に来院するように、とのこと。

私ひとりで話を聞いたのでは、結局同じところに戻ってしまうので、次回の通院は旦那さまも一緒に行ってもらうことにしました。


D10は都合がつかなかったので、もう1日ぐらいずれたって変わらないだろう、とD11に二人で受診しました。私は7時15分ごろ夢クリに到着。3階のドアの鍵はまだ空いていませんでしたがすでに3組の方がいらっしゃっていました。旦那様は8時過ぎに到着。
精液検査などをしてほしいわけではないので、「本人が受診」として受付。

血液検査、内診までは順調に進みましたが、私の番号は何人分か飛ばされて、どうなるのかな??と思っていたら10時前に呼ばれました。2番のF先生。

説明された内容は
・精子の奇形率が高いから、精子が卵管を通っていけない可能性が高く、自然妊娠は難しい
・フェマーラは効かなくなっていくからいい状態で採卵するには、確率の低いタイミングのためにそのチャンスを使ってしまうのはもったいない。フェマーラが効く状態のときに採卵しないと、一度バランスが崩れていくとどんどんドツボにはまる・・・
というようなお話。

「僕たちは専門家として多くの人を見てきた確率で話しているんです。不妊治療をやめたとたんにできたなんて話はざらにあることで、今の状態でタイミングで絶対だめ、ということは言い切れない、でも絶対に確率は低い」とのこと。

そう、医療って確率でしかないんですよね。絶対、はない。だからこそ、最終的には自分で納得するしかない。それがその時点で最善の選択だった、って思うしかない。

旦那さまも気になっていることを一通り質問していました。そして、もし、もう1回、タイミングをしたい、といったらそれもできるのか、と聞いたら、「お勧めはしませんが、ご本人がそういうのであれば、意に反したことはできないから、それもできます」とのことでした。

今周期については、今日のホルモン値からみてももう採卵は無理なので、いずれにせよ生理を待って次周期に治療再開、となりました。
35日ぐらいで自力で生理が来るようだから、次回も生理3日目に、とのこと。
「ほうっておくとどんどん遅れることがありますが」、と聞いたのですが、それまでに来られても打つ手はないからまあ待つのみ、9月に入っても生理がこなければ受診して様子を見てもいいかもしれないけど、というところでした。

本日8月28日。このD11の診察から4週間たってようやく高温期1週間ってところです(私の場合、きれいに体温が上がらないのでイマイチどこからが高温期なのか分かりにくいのです。上がって数日するとそこそこ安定して高くなるのですが)。この分だとリセットは間違いなく9月に入ります。

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4周期目:D10で急成長

振り返りで書いています。

2009年7月の4周期目、D10の診察。
願い出た耐糖検査の日だったので全6時間コース。7:50の受付で、採血の後、濃い砂糖水のサイダーを1本。その後1時間ごとに採血。計4回。けっこう腕が青くなりました。

最後の採血が終わってから内診&問診。院長先生でした。
E2:129 LH:15.5 P4:0.5 FSH:4.9 たまごは21.0ミリ 14.0ミリ 11.3ミリ。内膜6.5ミリ。

21ミリ×17ミリの大きな卵胞があり、これならフェマーラ飲まなくても大丈夫なぐらい、とのお話。
(でも、ほうっておくと40日を超える周期も珍しくないんですけど・・・)

明日の夜タイミングで明後日(D12)フーナーテスト、とのこと。

何もしなければ未破裂になっていたので、「スプレキュアしなくて大丈夫なんでしょうか」ときいたところ、フェマーラのせいでE2が上がっていないから日が決められないとのこと。D12の診察で排卵していなければそのときにスプレー、だそうだ。

カードにはプロラクチンの検査もしてほしい、と書いておいたのですが・・・と言ったところ、それは次回に、となりました。何でも気になったことは言ってみないと、という心境で、いろいろ要求の多い患者になってきました。

そして2日後、D12。副院長先生でした。
E2:289 LH 29.8 P4:0.3 FSH:5.8 たまごは23.5ミリ。

フーナーテストは不良。精子はいるにはいるけれど、奇形が多く直進しない、この状態では自然は無理、とのこと。
ようやくE2も上がってきて、卵胞も大きくなったから、と、スプレキュアを指示されました。2日後に排卵の確認に来るように、とのことで終了。

前回お願いしておいたプロラクチンは9.9。何も言われなかったので、確認し忘れて帰ってきました。ネットで正常値を調べると普通らしいです。

そしてD14。耐糖検査の結果があったためか、この日も院長先生でした。
E2: 79 LH:17.3 P4:1.8。

無事、排卵してました。内膜10ミリ。
耐糖検査は問題ない、日本人にはまずいないからねえ、日本人でこれが出るのはすでに糖尿病になっている人だよ、欧米人には多いけど、だそうです。
確率からいったら時間とお金の無駄なのかもしれないのですが、私としては確認できたのですっきりです。ああかも、こうかも、と考える要素が1つ減って気が楽になりました。

次もフェマーラでいいでか、と聞かれました。
いいか、って言われてもほかに選択肢があるのかどうかもよくわからず、どうしたらよいのか相談したい、といったら、

「ぴょんたさんの場合には、排卵にも精子にも異常があるから、ほぼ間違いなく体外まで行くんよ。だけど、急に言われてもあきらめがつかんだろうから、あきらめがついて体外に進むのがいつか、っちゅう問題だけなんよ。それは相談されても仕方がないから自分たちできめてきて。」


自分たちで決めるしかないのはごもっとも。二人で相談しました。

先の予定が見えないなかでなんとか時間をやりくりして通院し、体外の説明書をもらったり、体外に進もうといわれるのをいやもう1回タイミングで、と言った4周期目。そろそろ潮時なのかな、という気持ちになってきます。ただ、旦那さまはイマイチピンとこないようで。ようやく排卵するようになったのだから、あと2回はタイミングで試してみよう、ということになりました。

とはいうものの、なんとなく現実の認識に差があるのは事実。この結論に至るまでも、「無理って言われたよ」「じゃあ、ぴょんたはもう体外に進みたいの?」「わからないけど、通院時間をやりくりして先の予定が全く立たなくて、それで無駄だっていわれるのが嫌になった。」「ぴょんたがそうしたいならしてもいいけど、俺はあと2回ぐらいは試したい」というような話の繰り返し。毎度同じ結論になるのだけれど、私が蒸し返して、で、また同じ結論。
排卵確認の翌日から夏休みをとって沖縄に旅行に行ったのですが、その間にも同じ話を繰り返しては嫌がられました。

うちの旦那さまは理解のある方だと思うのですが、それでも4ヶ月に20回も通院した本人と、1回行っただけであとは私からの伝言で聞くのとは感覚が違ってくるようです。このギャップは5周期目に一緒に通院してようやく埋めることができました。

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2009-08-25

4周期目(D3):再度フェマーラで挑戦

フェマーラのおかげでようやく排卵できた3周期目。高温期の終わりにはかなりそわそわして過ごしたのですが、あえなくリセット。


D3の通院。2番のF先生。

E2:57 LH:13.3 FSH:7.4 たまごが7.4ミリと7.5ミリ。

相変わらずLHは高いです。たまごがやや大きいのかもしれませんが、特に何も言われませんでした。

開口一番、「今周期はどうしますか」 ようやくまともに排卵できたのだから何回かやってみるとうまくいくのでは、と期待していただけに、「もう1回、フェマーラでお願いします」と、当然のつもりで言いました。

ところが、フェマーラは繰り返し使うと効かなくなる、前回だめだったから、今回はおそらく効かない、といわれてびっくり。 診察室ではまずはもう1回フェマーラで、ということで処方してもらいましたが、2回目はもう効かないと思うので、1週間後ではまだまだ卵胞は大きくなっていないと思うから、10日後のD13に、とのこと。

診察室を出て処置室に呼ばれるまで、ほんの数分だと思いますが、その間次々と疑問がわいてきました。 耐性ついて効かなくなるといやだから、2周期目の期待がもてなそうなときには使いたくない、って電話したのに、そのときは使ってみないと分からない、とくにそんなことはない、という話だったのに・・・。院長先生は耐性がつくような薬ではない、っておっしゃっていたのに。前周期ではフェマーラがよく効く人には他の検査は不要といわれたのに。その後で今度は2回目からは効かないってどういうこと???

処置室で服薬の説明をしてくれた看護師さんに、3人の先生がそれぞれ違うことをおっしゃるように思うのですが、病院の方針はどうなんですか、と尋ねたら、それは先生に聞いてもらわないと・・・ということで、院長問診になりました。

疑問に思ったことを一通り述べたところ、院長先生いわく、特に耐性がつくような薬じゃない、糖代謝の検査もしたければできるよ、ということになりました。日本人の場合、PCOSでも糖代謝に以上のあるタイプは少ないらしいので、無駄な検査なのかもしれないけれど、体に負担のかかるような検査ではないので、気になることはできるだけ解消したい、ということで次回耐糖検査もしてもらうことになりました。


また、次回の通院は10日後だと遅いのではないかと思うのですが、と言ったところ、周期ごとの変化をみるためにも同じ日に来てもらわないと意味がない、とのことで、1週間後、D10での通院指示となりました。

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2009-08-23

3周期目:フェマーラでようやく人並みペース

2009年6月の夢クリ3周期目。D3は
E2:70 LH:14.8 FSH:9.0 たまごは5.3ミリと5.5ミリ。

LH>FSH、たまごの大きさは問題ないけれど、小さいのがこの他にもいっぱいできていて典型的なPCOSの特徴が出ている、とのこと。
前々回はなんとか自力で大きくなったが、前回は無理だったので、今回ははじめらフェマーラを使う、ということで5日間の処方。次回はD10。

D10はE2:102 LH:21.5 P4:0.4 FSH:6.1 たまごは 13.5, 13.5, 13.4ミリ。
この日も副院長のS先生。フェマーラの反応がとてもよい、良すぎて困ることもあるけれど、まあいいでしょう、とのこと。E2は薬のせいで低めだが、薬を使っている割には高めなので、それなりに成長しているのだろう、と。いずれにせよ3つのうちのどれかが大きくなってこないとタイミングもとれないので、2日後の受診指示。

PCOSをいろいろ調べるとインシュリン抵抗性が高い場合が多い、身内に糖尿病の人がいる場合にはなりやすい、というようなことも書かれていたので、抗インシュリンの検査をしたい、祖母も糖尿病でしたし、と言ってみたところ、「こんなにフェマーラが効く人にそんな検査はしない、家族性がどうのこうのとごちゃごちゃ言われてもここでの治療には関係ない、気になるなら内科に行って検査してもらえばよい」とのお話。にべもない、って感じですが、争っても仕方がないので退散。

D12。自力だとまだまだ、という感じの時期ですが、フェマーラのおかげで急に大きくなっていました。
E2:242 LH:15.8 P4:0.4 FSH:4.8 たまごは18.1ミリと17.5ミリ。なかなかよい調子で、喜ぶべきところなのですが、実はその日から2泊3日で出張が入っていまして、困ったなあ...。帰ってきた日の午後の通院は可能だから、通院できないは1日のみ、どんなに早くても14,5日はかかるだろうと思っていたので、まずは大丈夫だろうと思っていたのですよね...。
今日スプレキュアで明日の夜タイミング、といわれたのですが、実は出張が・・・と申し出て、「じゃあ2日後に来てまだ間に合うかどうかを見てからですね。」と相成りました。


D14。出張から戻って午後の受診。
E2:238 LH:54.7 P4:1.6 たまごは23.1ミリと25.8ミリ。確かに2つとも残っていたけれど、辛うじて間に合ったかどうか不明、とのことでした。
LHがうまく上がりきらないタイプなので、スプレキュアをして、翌日フーナーテスト、となりました。

私としては調子がよくなってきた気がしていたのですが、うまく排卵しない可能性もあるからと、体外受精の説明書を渡されてやや当惑。ちゃんとフェマーラが効いたことをようやく確かめられたところでは・・という感じだったのですが。これが夢クリペースなのでしょうね。

そして翌朝D15。この6日間の間に4回、正直、大変です。朝10時から会議が入っている日なので、7時過ぎに夢クリに行き、進み具合を気にしながら待ちました。

E2:153 LH:36.8 P4:2.8 FSH:11.5
この周期は2つ卵胞が大きくなったのですが、1つはうまくつぶれていましたが、1つは残ってしまいました。
次はまた生理3日目に、ということで、ひとまず3周期目の通院終了。そういえば、フーナーテストをするから絶対に午前中、といわれたのにフーナーテストはなかったなあ・・と後で気が付きました。

フェマーラが効いたらしいということで喜んだのもつかの間、あまり見込みがないからと体外受精を勧める説明書をもらったり、複雑な気分の3周期目でした。


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2009-08-22

2周期目:しびれを切らしてフェマーラ使用(2)

かくしてD18からフェマーラ服用。

そしてフェマーラを飲み始めたところ、なんだか下腹の右、左がチクチクする感じ。効いているのかしら、と思いつつすごすうち、そしてちょうど3日経ったところで出血がはじまりました。なんだろう、と不安に思いつつも既に夢クリの受付時間は終わっており、翌日が受診予定だったので、とりあえずその日は飲まないで翌朝を待つことにしました。


指示された D22は、休日。 カードに昨夜から出血したと書いたので院長診察になったらしく、とにかく待ちました。GWが始まったこともあり5時間コース。4階で待つように言われてからもどんどん飛ばされていくからいつ呼ばれるのだか、全く見当がつかないのも余計に疲れた原因かも。ほんと、参りました。

E2:124、LH:24.7、P4:0.3、たまごは14,5,ミリと10.0ミリ。内膜5.9ミリ。
「昨日は不安になってフェマーラ飲まなかったんですけど」 「いいよ、べつにもう飲まなくても」

カルテを見ながら「フェマーラ18日目からっていうのは遅いねえ」とのこと。「だから心配になって電話したんですけど」と私。「3日目っていうのはあくまで目安だから」。分かったような分からないようなお返事。
もう1つの疑問も質問。「何度も飲んだら効きにくくなったりしないんですか」「もともと乳がんの薬で何年ものみ続けるものだから、特に耐性がつくようなものではないよ。耐性ついたら飲めなくなっちゃうから」
前回の疑問が全部解決したわけではないけれど、特にだめという理由がない以上、まあ言われるとおりにするのがよいのでしょうね、という感じで帰りました。

結論として、ただの不正出血でしょうということで3日後の通院指示。 次回は排卵直前になっているでしょう、とのこと。

D25。GW真っ只中でした。不正出血も止まり、カードには特段なにも書かなかったので、なぜ飛ばされるのか分からないままずーっと待つことトータル5時間超。内診室の前で待つこと1時間以上となったので不安になって処置室にききにいったらこの日も院長診察でした。

E2:341、LH:85、P4:0.4、FSH:7.6 たまごは21.4ミリ、11.0ミリ、内膜 9.4 ミリ。
内診のとき「おお、大きくなっとるな」(21ミリのことらしい)。
大きくなっているのに排卵の気配なし、ということで、スプレキュア。
不正出血もしているから、今回は排卵させるだけで、次回タイミングを試すから生理3日目に来て、ということになりました。

その日の血液検査はテストステロンの検査も入っていて43.7。これは問題ないらしかったです。

不妊治療の大変さを実感するGWとなりました。フルタイムで働く身としては、通院日が休日だと余計な心配や調整が必要なくて助かるのですが、6時間コースはそれだけでぐったり。次何日後といわれるのか見当もつかないので、予定も立てられないし。
気持ちの面でも余裕がもてず、小さなことに一喜一憂。スプレキュアをしてから2日経っても体温が上がらないのでそれだけでもストレス。結局体温が上がったのは5日後。スプレキュアが効かない体質なのではないかと心配ばかりでした。もっとも、その次に受診したときにS先生に聞いたところ、卵の質が悪いんだから体温が上がらなくて当たり前、といわれて、もっとがっかりしたのですが。

外出する気力もなく、せっかくの5連休だというのに最終日にちょっと日帰りで出かけただけでした。
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2009-08-17

2周期目:しびれを切らしてフェマーラ使用(1)

2周期目のD18。E2 :56 LH :49.1 P4:0.3 FSH:9.9 たまごは9,8ミリ。

2番のF 先生。たまごの大きさも、E2もぜんぜん伸びないのにただでさえ高いLHは上昇。うーん、と考えていたF先生ですが、フェマーラ4日を処方されました。処方箋をもらって会計へ。会計で薬を受け取りました。

その日はそのまま帰ったのですが、フェマーラってどんな薬?と調べていくと、いろいろ情報があるようで確かな情報はない状況。製薬会社の説明を読んでも、排卵促進剤としての使い方については適用外なので何も説明はありません。どれを信じてよい情報なのか十分判別はつかないながら、かなりあれこれサイトを見ていました。

胎児への影響については通常はD3から5日間の服用、薬の半減期が短いから排卵時には影響がないから大丈夫という説明が一番理解しやすくなるほど、と思ったものの、そうするとまた疑問が。 1つは、いくら卵胞の成長が悪いとはいえ、既にD18、すぐに排卵してもしうまく妊娠できたららどうなるのか、という点。

もう1つは、排卵誘発剤がいろいろある中で、薬が毎回効くとは限らない、という話がとてもたくさんあること。そうなると、そもそも今から排卵したとしてもこんなに遅い排卵だとほとんど可能性はないということだから、期待がもてないときにこの薬を使って耐性がついたら勿体無い、ということ。

翌朝、夢クリに電話しました。先生に聞いてから折り返し、ということで連絡をいただきました。 が、得られた返事は人によってそもそも効くかどうかも分からないから、とりあえず使ってみなければわからない、とのこと。近日中に排卵しないから大丈夫、という意味なんですか、と、電話の方に再度質問したものの、「先生がちゃんとカルテを見て確認していたから大丈夫なはずです、さらに気になるなら次の診察できいてください」とのこと。

まあ、予想どおりといえばそうなのですが、ちゃんと納得できるような説明ってなかなか得られないものなのねえ、と思いました。すべてにおいてほとんどエビデンスのない不妊治療。医師や医療機関それぞれの経験値に頼るしかない不妊治療の現状ですものね。体外受精のための経済的支援も確かに重要。でも、それ以上にちゃんとしたエビデンスの蓄積をする仕組みを作ってほしい、と思います。10万円補助してもらうより、適正な治療で体外受精をせずに授かる人が増えたほうが、補助回数を増やしてもらうより、1回でも早く授かることができるようになる方が、結局は経済的にも助かるじゃないか・・・と。

とはいえ、結論としてのフェマーラ服用はつべこべ言わずに飲むことにしました。


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2周期目:多嚢胞性卵巣症候群を知る


2009年4月の2周期目。 D3の通院はE2:58 LH:11.5 FSH:8.2 たまごは8.3, 7.3。
この日の所見は問題なし、とのこと。後になってみると、やはりLH>FSHですから、PCOSなんですが。
またしばらくかかりそうで、次回通院がD12。

D12は、E2:88 LH:34.2 P4:0.2 FSH:11.4 たまごは7.9ミリ, 6.7ミリ, 6.1ミリ。
5番のS先生。ここで初めてPCOSを告げられました。典型的な多嚢胞性卵巣ですね、とのこと。前の周期はそれでもなんとか卵が育ったので、今回もそれを期待して様子を見ることになります、だそうでした。


そうかぁ、そうだったんだ・・という感じです。それまでの1ヶ月、ウェブ上のあちこちで多嚢胞性卵巣の言葉を見かけたのですが、自分は違うと思っていたんですよね。でも意外ということでもなく、やっぱりねえ、という感じもありました。身内にも同じ状態の人が多い、糖尿病の人が多い、などの記述を見つけると、確かに当てはまるし、、と。なんとなく自分の状況に名前が付いたことで落ち着く部分もあったのですが、一方で、KLC院長の本にあった「多嚢胞性卵巣症候群の人はいつも卵の質が悪い」という話が改めて刺さりました。

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2009-08-16

1周期目:未破裂

初回の通院はD11で次の通院指示がD15。

D15でE2:79、LH:33.6、P4:0.2、FSH:8.8 たまごはわずか9.2ミリ。

育った卵胞は1つもなく、内診ではあれ?って感じでした。すぐ後ろに後ろにずれる私の周期からしたら不思議はないのですが、もう排卵終わって落ち着いたの?いや、まったくまだってこと?、という感じのDr.

「まだ体温は上がらないし、こんなに早く排卵することはないので・・・」

「ああ、じゃあまだなんですね」ということで、次はD19となりました。フーナーテストもしたのですが、この状態では意味がありませんでした。

D19になってようやく卵胞が少し大きくなりました。 前回に続いて2番のメガネ先生。
E2:141、LH:21.5、P4:0.3、FSH:5.4 たまごは19.1ミリと11.3ミリ。


この段階で2回続けてLH>>FSHなのだからPCOSなのですが、この段階ではまだその指摘はなく、ホルモン値も卵胞の状態も順調、といわれてじゃあ、もうすぐですね、という感じだったので、見通しも明るい気がして意気揚々と帰ったのでした。



2日後のD21。E2:306 LH:35.6 P4:0.3 FSH:6.3 たまごは19.3ミリ。

ホルモン値、エコーの結果から、あと1日ぐらいで排卵といわれたのですが、あいにくその日は旦那さまは出張で不在。タイミングを逃してしまうかもしれないけれど、一応やってみましょう、明後日来てください、ということに。この日も一応、フーナーテストをしたのですが、このときは状態が悪く1ケタもいない状態、とのこと。


そしてさらに2日後のD23。E2:307 LH:89.8 P4:1.2

当然排卵しているべきタイミングなのにLHの上昇がなく、排卵できていない状態。ということで、スプレキュア使用。この日のフーナーテストは問題なし。で、また翌日。

翌日D24。E2:293 LH:30.8 P4:2.8 たまごが21.5ミリ。
やはり卵胞が破裂しないまま残ってしまっていました。これはなかなかやっかいな状態とのことで、とてもへこみました。

これで妊娠する可能性はほとんどないけれど、もし、生理が来なければ可能性はないわけではない、というようなお話で、生理3日目の受診を指示されました。

この1週間ちょっとの間に4回もの通院(D15、19、23、24)。予想以上の大変さで、行く先の大変さが垣間見えたところでした。徐々にそれが当たり前だとわかってくるのすが、まだまだその大変さがよく分かっておらず、面食らった最初の周期でした。そして、初めて知らされる言葉を次々と検索しまくる毎日がはじまったのです。



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初回の通院

2009年3月某日、夫婦ともに休みをとり、二人で受診しました。


元来二人とも先送り性質なので、その日に受診することを決めていた割にはなかなか出足が進まず、なんだかんだと遅くなり、たどりついたのは11時ぎりぎり。


血液検査も内診もなく、院長の問診のみ。3年たって妊娠しないのであれば、普通に妊娠する可能性はほとんどない、とのお話。じゃ、次から検査しましょう、というような感じで終わりそうになったので、夫がせっかく休んできたんだから、精液検査をしてほしい、と申し出て検査に。(来たのが遅かったから、といわれたけれど、11時に来たんだからしてほしい、といったらOKになりました)



検査の結果は、奇形率がかなり高く、院長いわく「下の中だね」だそうです。日によって状態は違うので、自然妊娠が全く不可能なわけではないけれど、まあ他にも検査してみないとわからないということで初日は終了、でした。

気構えて行った割には初回は何がどうということもなく終わり、それから通院の嵐が始まりました。

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2009-08-15

通院に至るまで

28歳で結婚したとき、しばらくは二人だけの生活を、と思っていました。35歳までには2人は産みたいと漠然とは思っていたものの、仕事が面白くなってきて、子どもがほしいな、と思うようになったのは結婚して3年後。それもその頃は、自然にできたら休むことになってもまあいいや、というような消極的なものでした。出張も多かったのと、生理不順だったのでタイミングもよく分からないままなんとなくすごしておりました。生理のたびに本気でがっかりするようになったのは1年以上経ってから。


普通であればそこで病院に、と考えるのでしょうが、妙に耳年増になっているところと無知なところが混在していて、さらにずるずると時間を過ごしてしまいました。「不妊だと感じて治療に進むことが多くのストレスを生んで却って状況を悪化させる」という中途半端な知識と、2年経たなければ不妊ではない、とすがる思い、母も生理不順がひどかったのに無事に私たちきょうだい2人を産んでいるし・・・といったことを自分への言い訳にしながら、直面することを避け続けておりました。


子どもを望むようになってからちょうど2年経った頃に転職し、しばらくは本格的な治療をはじめる環境ではなかったものの、毎月(といっても不順だから毎月よりペースは落ちますが)がっかりする状況は続き、34歳になって焦ってもいました。なかなか踏み切れずにいたものの、年末年始の休みに本当になにもせずにぐずぐずしていて、その期間中がたぶん排卵期だったと思うのに、やはり生理がきてしまったとき、ようやく決心できました。自力では無理なんだなあ、と。


もともと初潮のころから生理不順で、基礎体温もなんとか二層に見えるものの、かなりガタガタで、排卵日もわかるようなわからないような状況だったのですから、もっと早くから危機感をもってしかるべきだったのですが、ようやくその心境に至ったのが2009年の新春。そして20093月にようやく治療を開始しました。訪ねた先は新橋夢クリニック、です。大して下調べもせず、KLCが有名ということは聞いていたので、その系列で、職場や自宅からも通いやすい、ということであっさり決めてしまいました。
いまはこの選択が吉と出ることを祈るのみです。


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ブログはじめました

思い立ってブログはじめました。

これまでブログというものにほとんど興味はなく(仕事でPCもインターネットも使いっぱなしですが)、誰かのブログをみることもほとんどありませんでした。

が、3月に夢クリに通い始めて以降、多くの方たちのブログ情報がとても参考になっています。
そして体外受精に臨むことを決めてからは、同じように体外に挑戦中の方たちの日記を陰ながら応援し、期待どおりに進んでいるときには一緒にうれしい気がして、またそれにあやかりたいなあと思いながら見るようになりました。
そして、念願かなってクリニックを卒業していく人たちもそこに至る前にいろいろ苦労されていたことを知ると、今のところ芳しい結果が得られない自分も、いつかその後に続くためのプロセスなのかなと思うことができています。

自分のための覚書ですが、見た方にどこかで参考にしてもらえれば、とも思い公開してみることにしました。

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