2009-08-15

通院に至るまで

28歳で結婚したとき、しばらくは二人だけの生活を、と思っていました。35歳までには2人は産みたいと漠然とは思っていたものの、仕事が面白くなってきて、子どもがほしいな、と思うようになったのは結婚して3年後。それもその頃は、自然にできたら休むことになってもまあいいや、というような消極的なものでした。出張も多かったのと、生理不順だったのでタイミングもよく分からないままなんとなくすごしておりました。生理のたびに本気でがっかりするようになったのは1年以上経ってから。


普通であればそこで病院に、と考えるのでしょうが、妙に耳年増になっているところと無知なところが混在していて、さらにずるずると時間を過ごしてしまいました。「不妊だと感じて治療に進むことが多くのストレスを生んで却って状況を悪化させる」という中途半端な知識と、2年経たなければ不妊ではない、とすがる思い、母も生理不順がひどかったのに無事に私たちきょうだい2人を産んでいるし・・・といったことを自分への言い訳にしながら、直面することを避け続けておりました。


子どもを望むようになってからちょうど2年経った頃に転職し、しばらくは本格的な治療をはじめる環境ではなかったものの、毎月(といっても不順だから毎月よりペースは落ちますが)がっかりする状況は続き、34歳になって焦ってもいました。なかなか踏み切れずにいたものの、年末年始の休みに本当になにもせずにぐずぐずしていて、その期間中がたぶん排卵期だったと思うのに、やはり生理がきてしまったとき、ようやく決心できました。自力では無理なんだなあ、と。


もともと初潮のころから生理不順で、基礎体温もなんとか二層に見えるものの、かなりガタガタで、排卵日もわかるようなわからないような状況だったのですから、もっと早くから危機感をもってしかるべきだったのですが、ようやくその心境に至ったのが2009年の新春。そして20093月にようやく治療を開始しました。訪ねた先は新橋夢クリニック、です。大して下調べもせず、KLCが有名ということは聞いていたので、その系列で、職場や自宅からも通いやすい、ということであっさり決めてしまいました。
いまはこの選択が吉と出ることを祈るのみです。


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