2010-01-31

BT35:好き嫌い

7週終りになってようやくつわりが本格化してきたのでしょうか。
少しだけ感じていたムカムカが、2,3日前から本格化してきた気がします。起き抜けはまだよくて、昼頃から怪しくなり、夕方から夜にかけてひどくなります。

食べ始めると大抵のものは食べられるのですが、食べたいものはと聞かれると、汁っぽいものしか思いつかなくなりました。
お茶漬け、汁物たっぷりの麺類、スープ類。これらは元々好きでしたが、どうも普通のご飯を食べる気になれず、お茶漬けにしたくなる、というような感じです。ここ数か月、週に4日は食べていた納豆ごはんもどうも気が進まず。好きだったはずなのに納豆の匂いと食感、両方no thank youな気分になります。

あと、炭酸水のようなものがむやみに飮みたくなります。治療をはじめて節酒をするようになったころ、砂糖などが入っていないソーダ水を飮んでいた時期があったのですが、その後「暖かいお茶」に傾倒するようになり、ほとんどソーダ水は飮まなくなっていました。が、ここ数日、どうしても飲みたい!旦那さまに頼んで帰りに買ってきてもらうようになりました。

夕方、旦那さまが夕食の買物に出かけてくれました。私は「気持悪~い」と言いながらベッドでうたた寝。目が覚めると、こんどはグレープフルーツが食べたくなりました。
旦那さまに電話すると、一度出たスーパーを出たところだけれど、戻って買ってきてくれると。感謝。

もともと好き嫌いはほとんどなく、食べ物に対して貪欲なのに、つわりってホント不思議な現象ですね。うさたまの自己主張かなと思うと可愛いですけれど、これ以上ひどくなると大変そうだなあと思います。このまま吐かずにすむといいのですが。


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2010-01-29

BT33:乾物&はさみでクッキング

安静生活も2週間を越え、日付や曜日の感覚がおかしくなってきました。7時、15時、23時の薬が一日の基準です。あと○回薬飲んだらうさたまの姿を見に行けるなあ、と、薬が減っていくのを樂しみに過ごす感じです。

平日は一人でぼーっとテレビを見て、気が向いたときにごろ寝deスクでメールをざーっと見て、急いで返事をしなければいけないことだけ返事して。いつの間にか昼寝をして、きがついたら日が暮れていて。あと3週間で無事卒業できるのかなあ、という不安と、職場に戻ってまともにやれるかなあという不安もでてきました。まあ、心配しても仕方がないことで、なるようになると思います。

さて、夕食は旦那さまが帰ってきてから用意してくれるのですが、昼ごはんは一人。大抵は前日の残ったおかずと、冷凍していたご飯をチンして食べるのですが、昨日は無性にラーメンが食べたくなりました。
カップ麺でもいいから、食べたい!という気分で、たしかにうちには買い置きもある。よし、食べよう!と思っったのですが、封をきる前にちょっと気になってググりました。
案の定、妊娠中のカップめんはよくない、なんて記事がザクザクみつかります。
「ずっとカップめんばかり食べているのは問題だけれど、少々食べたからといって影響はない」という記事が大半ですが、とにかくよくないという記事もあって。
少々のことが直接関係すると信じているわけではないのですが、もし、うさたまに何かあったときに、「あのときに食べなきゃよかった」って思うかもしれない(私の性格から考えて、あとでウジウジ考えることは大いに予測できる)なあと思いまして、将来の自分の気持ちのためにやめました。

そこでほとんど手間なく、短時間でできる乾物&はさみで温麺をつくってたべることに。
材料はだし昆布、干しえび、干ししいたけ、乾麺、あくのない野菜(小松菜、ねぎなど)、たまごとめんつゆ。

①だし昆布、干しえび、干ししいたけをキッチンばさみでチョキチョキ細かく刻んでなべに入れ、水をいれて沸騰させる。乾物がふやけたOK。小松菜などは洗ってこちらもはさみでチョキチョキ。めんつゆで味をつけて、卵をいれる。
②もう1つの鍋で湯をわかして麺をゆでて、汁に投入で完成。

この3品の乾物の組み合わせでだしをとると鶏肉などを入れなくてもおいしく食べられます。
また、これなら立っている時間は麺のゆで時間とちょっとだけですむので、あまり負担ないです。だしが効いているからめんつゆもほんの少量でOKだし、薄味にしておけば、汁をのむこともできるし。最近は葉酸を取るぞ!と思っているので、青菜などを投入できるのも気分がいいですよ。

というわけで、これからもしばしば食べるであろうお気に入りの乾物&はさみクッキングのご紹介でした。

ブログ村カテゴリーについては、夢クリ卒業までどのようにしようかと考えておりましたが、昨日、自分の目で心拍を確認することもできましたので、明日から「不妊から妊娠」に移動することにしました。


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2010-01-28

BT32:通院日

本日、通院日でした。一昨日の茶オリもその後はうっすらとした程度で小康状態になりました。

今日はちゃんと自分の目でピコピコを見るぞ~、と意気込んで行ったのですが、待つうちにまた不安になってきて、御守りを握りしめて待ちました。

8時半ごろから、胎嚢確認後の診察と思われる人たちと一緒にどんどん内診室に呼び込まれ、内診台の上にあがったらすぐに院長の診察が始まりました。
パカーッと股を開いたまま長~く待たされるずにすんで助かります。あれは寒いし、居心地悪いですから。

今日こそは、と思っていたので、右の横じまに気をとられないように、左側の胎嚢部分が映っている画面を食い入るように見ていたら、見えました!!
ピコピコピコピコ、早い動きが見えて。「生きてる」って実感できて、感動でした。なんとなく涙が出てきてしまいました。
今日は胎芽らしいものも測ってもらえていました。胎嚢は相変わらず長細かったですが、前回よりは大きくなってくれていました。
心拍も前回より伸びていたことをその場で確認して内診室を出ました。

院長問診はもう10時前ぐらいになっていましたが、心拍を自分でみられたことの感動にひたりながらやや緊張して待ちました。
呼ばれて入ると、なんだかお疲れモードで、おまけに機嫌が悪いんですよね。

院長:心拍はのびていますね。でも、ホルモン値は全然のびていないから、こんなんじゃまだまだ紹介できんよ。

私:??

院長:ここは並行診察は認めていませんから、他の病院にかかるっていうことは、もうここでは診ないということです。まだまだこんなんじゃ紹介できん。

私:??紹介状をいそいでほしいといったのは、紹介といわれてから1週間か10日かかるといわれたので。

院長:そんなこと、受付で言うはずないけどな。

私:紹介といわれてからどれぐらいかかるんですか、って質問したら、1週間か10日で郵送といわれたので、そこを。

院長:それは私の指導とはまったくちがいますね。紹介状は中3日で発送します。混んでなければ2日で発送です。

私:わたしがお聞きしたのは、紹介って言われてからどれぐらいで紹介状がもらえるんですか、って聞いたら、1週間から10日っておっしゃったので、そこをもう少し急いでもらえませんか、ってお聞きしたんです。でも、翌々日いただけるのなら、それで十分です。(最後まで言い切らないと遮られてしまうので負けずに一息で)

院長:ん。それは私の指導とは違いますね。電話で聞いたんですか。(何かをブツブツ)

私:はい。

院長:薬は継続、あと注射。次回は2月2日、5日後、今日と同じ要領で。

E2:460
P4:2.9
心拍:156bpm
胎芽(たぶん):9.6ミリ
胎嚢:23.2×12.0ミリ
潜血:+ 

大半はわたしが電話で何をききたかったのかの説明で終わってしまいました。わたしだって他の病院にかかることが禁止されているとか、10週ぐらいにならないと紹介してもらえないことぐらいわかってますよ。もう1年近く通っているんですから。
と、なんであんなに機嫌が悪かったのか腑に落ちないまま、30分ぐらい待ってようやく処置室に呼ばれました。最近、処置室待ちが長いです。

注射を打ってもらい、薬の確認をしてもらったとき、カルテが見えました。すると、電話の内容が記録されていました。

「まだ先の話だが、近くの病院がどんどん埋まってしまい、一日を争う状況。はやく紹介状がほしい。」

もう少し言葉があったかもしれませんが、2つめの文章は確かに「はやく紹介状がほしい。」でした。
短く書く必要があるから、端折るとそうなっちゃったんでしょうけど、それだとまるで、わたしが早く紹介してほしいと言っているみたいじゃないですか。これは方針に従うことが絶対の夢クリに対する挑戦状(笑)ですよね。院長の不機嫌の合点がいきました。まあ、そう書かれていたらそう思うわなあ、と。
いいとか悪いとかいっても仕方がないですし、実害はなかったわけですから、「ま、いいか」と考えることにしました。

看護師さんに「ちゃんと心拍も伸びていますね。」と言ってもらい、ようやく再度うれしくなったところで、一昨日すこし出血したことを伝えました。
「出血しやすい状態ですから、これからもおりものに混じったりするかもしれませんね。でも、茶色いものであれば昔の出血ですから大丈夫ですよ」と言われました。

会計が終わったのは10時40分ぐらいだったでしょうか。3時間近い滞在時間で夢クリを出ました。
京急で総菜とケーキを買ってタクシー乗場へ。ケーキは採卵の日に買ったものと同じケーキを2つ買いました。
生きていてくれることを、数字ではなくて、(エコーとモニターごしですが)自分の目で確認できたお祝いです。


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2010-01-27

突然やってきた茶オリ

安静生活にはいってちょうど2週間。院長に「出血層があるからこの2週間が鬼門やね」といわれたその2週間を無事やりすごしたと思ったら・・・、やってきました。

昨夜は旦那さまの帰りが遅く、一人で簡単な料理をつくってさきに夕ごはんを食べました。官庁相手の仕事が多い部署なので、年度末になるとどうしても深夜残業増えていきます。毎年2月、3月には明け方帰ってきてちょっと仮眠して出ていくことも。

先に寝ているつもりだったのですが、横になってテレビをみたり、ごろ寝deスクでメールをしたりしているうちに12時すぎに。旦那さまが帰ってきました。寝たまま「お帰り~」と言い、ついでに立ってトイレにいくと・・・。なんと下着が赤茶色になっていました。トイレットペーパーも茶色に。
大した量ではなかったことと、鮮血ではなく茶色なので、「大したことない、大丈夫だ」と自分に言い聞かせましたが、ちょっと焦りました。
旦那さまに報告したところ、「夢クリに電話しなきゃいけないんじゃない?」というのですが、ごくわずかだし、横になってしばらくして、もう一度確認したらそれ以上は出ていないので大丈夫だろうと判断してそのまま寝ました。

朝起きたときにもう一度トイレットペーパーが茶色くなりましたが、昨夜より少ないしもっと黒っぽくなっていたので、昨夜の残りかなあと思っています。その後はおりものに少し茶色いものが混じる程度でおさまっています。

移植してちょうど1か月、一度も出血がなかったのでちょっと油断していました。毎日寝てはいますが、「大丈夫なんじゃないかなあ」という気持ちが大きくなっていたんですよね。
前回も出血層があると言われたのですから心して安静にしなければいけませんね。
うさたまからの「忘れないでね~」というメッセージかなと思って大事に過ごしたいとおもいます。


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2010-01-25

病院再予約

今朝は寝ても寝ても眠たくて、朝7時の薬のあと、ベッドに戻って目が覚めたら10時でした。昨夜も23時の薬のあとすぐに寝たのに、どれだけ眠れるんでしょう。元々昼寝が大好きな寝ぼすけですが、さらに輪をかけた感じです。

さて、先週の金曜、10W3Dのドンピシャ狙いで予約を入れた総合病院ですが、予約を入れた後いろいろ不安になりました。

ひとつはホルモン移植周期で卒業された方の中には10W5Dで卒業された方が複数いらっしゃったこと。土曜日の診察でも、私はE2もP4も伸びが悪いのでなんだかもたつきそうだなあと思うと、それぐらいになる可能性が高いなあと思いはじめたこと。

もう一つは紹介状が当日にもらえるかどうか確認していなかったなあということ。当日っていうのは無理かもしれないなあとぼんやり考えていたところ、はるさんから「1週間か10日で郵送されますよ」と教えていただきました。はるさん、どうもありがとうございます!
おかげさまで、完全にアウトな予定だったことが分かりまして、予定を立て直さねば・・となりました。

まず夢クリの受付に電話し、「私が住んでいる区には分娩施設が1つしかなくて、一日を争って予約をしないと間に合わなくなってしまうんですが、紹介状を急いでもらうことはできないんでしょうか。」と訴えてみました。
と、「紹介状は先生が診療の合間に書くので、紹介といわれたときに先生に直接言ってみてください。」とのこと。
請求書は会計の人ができるから早いけど、医師がやることは時間の余裕が必要っていう決まりになっているんでしょうね。

あれこれ考えた挙句、10W5Dになったとしても、翌々日にとりに来ます、ぐらいは応じてもらえるのではないかと考えて、狙いを4日遅らせた火曜日に定めました。
再度総合病院の予約受付の番号に電話してみたところつながりません。週明けはつながりにくいとHPにも書かれていたけれど、そのとおりでした。
3度目、午後1時を過ぎてからようやくつながり、無事ギリギリで2月23日午後の予約をGET。そのときの初診で分娩予約が間に合うかどうか微妙なところですが、幸運を祈って。

時々お腹がチクチクします。うさたまが大きくなっている証拠でありますように。


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2010-01-23

BT27:心拍確認の日

心拍確認のための通院でした。

金曜なので昨夜は同僚と飲んで1時頃帰ってきた旦那さまが、朝6時から起きだして車で送ってくれました。無理しなくていいよと言ったのですが、心拍確認が重要な山だということを繰り返し吹き込んでおいたせいか、昨夜からそのつもりで帰ってきてくれたようです。

今日から尿検査が始まり、3階受付⇒採血⇒外来受付⇒採尿⇒内診⇒問診⇒プロゲ注射⇒問診⇒予防接種⇒会計、という順序でした。

本日、最大の緊張の場面は内診です。また御守を握りしめながら待つうち、8時半を過ぎてから内診室への呼び込みが始まりました。
内診台でモニターをずっと見つめていると、画面が分割され、右側に今まで見たことのない横筋がいっぱい出た画面が出てきました。これが心拍を図るものなのか・・と思ってみていると、その筋の2か所に印がつけられ、136bpmという数値が測定されました。
「よかった~、これが心拍だ。たぶん、普通くらいの数字だ」本当に安堵しました。
次いで胎嚢の測定。黒い影が見えましたが、なんだか長細いんです。
大丈夫かなあ、と思っていたら、その脇に矢印がつけられました。出血層ってことかなあと思いながら内診室を出ました。

9時半を過ぎた頃から問診室に呼ばれ、二人で入りました。
院長:心拍と胎嚢の成長は見られとりますね。出血層がありますね。まあ、ホルモン移植周期だからね。まだまだ安定はしておりません。ホルモン値がまだまだ低いから薬は必要だね。

心拍確認ができたら新型インフルの予防接種ができると書かれていたので、聞いてみました。
私:新型インフルの予防接種・・・
院長:いいですよ。じゃ、これ書いて看護婦に渡してください。
旦那さま:やって大丈夫なんですよね?

院長はここで初めて顔を上げて
院長:でも、自己責任です。厚生労働省もやった方がいいけれど、何かあっても自己責任っていう考え方です。ショック症状が出た時にステロイド(だったと思う)やなんかの投与が必要になるので。まあ、頻度は低いですからね。

旦那さまに「いいの?やる?」と小声で聞かれて、「はい、お願いします」と院長に返事をして問診票をもらいました。

心拍:136bpm
胎嚢:21.9ミリ×9.1ミリ
E2:355
P4:1.6

今回は胎嚢が5日前と比べて、長い方は10ミリほど伸びていましたが、短い方は1ミリほどしか成長していません。細長いのが気になりますが、何も言われなかったのでまあよしと考えます。ホルモン値の伸びももたついていますが、仕方がないですね。

処置室でまずプロゲ注射を右肩にしてもらい、薬の確認をして、問診票を埋めてもらい、再度問診室に。予防接種用の問診票やら同意書やらを書いたあと、もう一度院長診察がありました。そしてそのまま再度処置室で左腕に予防接種。30分ほど4階で待って、異常がなければ終了ということでまた4階でじっと待ちました。

待つこと40分。声がかからないのに、私より後に予防接種をしたと思われる方が呼ばれて行ったので、また忘れられたのかなあと思って処置室に声をかけました。
やっぱり忘れられていました・・。残念。
クリニックルールが絶対の夢クリであっても、周囲の様子を見ながら自衛しないといけないようですね。従順なだけではやっていけません(笑)。

今日の看護師さん、ベテランな感じで私は好きな人なのですが、プロゲ注射のときに「もっと力抜いてだらーんとしてくださいね。」と言われてそのとおりにしたら、柔らかいところに注射をしてくださって、ほとんど痛くなかったんです。
インフルの予防接種の方が痛いと聞いていたので覚悟していたのですが、それも腕の下側の方にしてもらったらほとんど痛みがありません。
とてもラッキーでした。きっと上手な人なんだろうなあと思います。

今日は受付から会計まで3時間半近く。往復を入れて4時間の通院でした。今日の午前中はそこそこいい具合に(笑)吐き気もあったので、帰ってくるともうぐったりでした。
一度横になってから昼ごはんを用意してもらい、食べた後は熟睡。
うっかり薬を忘れそうになり、旦那さまに起こされました。「うさまのお母さん、しっかりしてください」と言われて再度反省。落ち込んでも、安心しても薬を忘れるとは・・。
一人で家にいるときにはけっこう緊張して昼寝しているんですけど、今日は心拍が確認できて気が緩んだのかなあ。
無事に薬を飲んだらまた寝てしまい、目が覚めたら日が落ちていました。

薬のために起こしてくれた旦那さまは、私を起こした後安心して寝てしまい、今も熟睡中です。昨夜が寝不足ですから。
起こすのが可哀そうだけれど、ご飯の用意もしてもらわなきゃいけないし・・・。そろそろ起きてもらおうかなあ。


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2010-01-22

御産難民にならないために

私が目下住んでいる区には産科がほとんどないらしいという話は、移植の寸前に行った美容院で聞きました。
これまで不妊治療院は調べてきましたが、産院が必要な事態には遠く及ばなかったので調べたことがありませんでしたが、そりゃ大変だと気になっておりました。

で、気が早いとは思いつつ、安静生活の初日にリサーチ開始。やっぱり某有名総合病院1か所しかありません。もう1か所、区内にあったクリニックの産科は1年ほど前に分娩の取り扱いをやめました、とHPに出ていました。

その有名総合病院はうちからとても近くて便利なんです。歩いてもいけるぐらいだし、うちと職場のちょうど間ぐらい。検診等々あっても絶好の場所です。欠点は費用が高いらしいことなんですが、これまで治療につぎ込んできた額から考えると少々の差はもう気になりません。
そこがいいなあ、とは思ったのですが問題が2つ。

1つは皆さんのブログを拝見していてこの頃特によく目にする「大学病院や総合病院じゃないところを選ぶように」という院長の指示。この条件に引っ掛かってしまうかしら、というのが1つ。
もう1つは、分娩制限をしているらしいということ。卒業まで待っていても入れるのかしら、という懸念。

そこでまず安静生活スタート翌日の段階で、受付に電話してきいてみました。
すると、まず分娩予約をするには一度紹介状を持って受診することが必要、その受診の予約は1か月ぐらい先でないととれない、でも先週の1月14日の段階ですでに7月末までの分娩予約は打ち切っているとのこと。
その段階ではすぐには予約はせず、他に近くの産科などがあるかどうかなどを紹介してもらって電話を切りました。

ナカナカ厳しいではないですか。卒業は1か月以上先ですから、そうなると9月半ばごろ(かな)と思われる私が入る余地があるかどうか、微妙なところです。
ただ、受け入れるかどうかの条件は定めておらず、ただ単に早い者勝ちだそうです。だとすると、ハイリスクじゃない人は遠慮しなければならないというルールには抵触せずにすみそう。問題は卒業の段階で予約が取れるか、ということか・・・。

他に紹介してもらった産科クリニックのうちの1つは、旦那さまの上司や後輩も出産したところで、旦那さまにきくとお二人の評判も上々とのこと。うちの近所からも電車の便はいまいちですが、バスが出ているのでそんなに不便なく通えそうです。職場とは反対方向ですが。

そこで産院探しの2回目は、今週月曜日、今度はこの産科クリニックに電話しました。こちらは初診のときには予約なしで受診してよくて、分娩予約をとるのは13週ぐらいになってからとのこと。それだと卒業できてから行動して間に合う公算が高い、ということで一つ安心しました。

そして、今日は産院探し3回目の活動日で、意を決して第1希望の総合病院に予約を入れました。なぜ意を決する必要があるかというと、他の方たちのブログを見て「10週3日(2月19日)に卒業できるのではないか」という賭けで、その日の午後を予約したからです。卒業の予定が1日でも後ろにずれるとこれはアウトになってしまいます。
じゃあ、もっと余裕をもった予約をすればいいのではないか、ということになるのですが、今日の時点ですでに8月10日まで埋まっています、とのこと。もう1日を争う勢いなんですよね。ちなみに今日の時点で一番早く受診予約のできる日は2月18日ですって。

ちなみにもう一つ狙っている奥の手があって、この総合病院の敷地内に6月に産科クリニックがオープンする予定となっていて、ここもいいかなあと思っています。ただこの受け付け方法などはまだ未定らしいのです。卒業までにこの産科クリニックがオープンしてくれたらいいのになあと願ってもいます。

そんなこんなで、気持ちは明日の心拍確認が大丈夫かなあと案じながら、行動は大丈夫だということを前提に布石を打たないと御産難民になりそう、という状況。相変わらずいろんな点から良い結果と悪い結果の両方を念頭に置きながら両足を踏ん張っているような気分です。

とまれ、無事、明日の山が越えられますように。これが何より一番の願いです。


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2010-01-21

働く旦那さま

私は日がな一日寝たまんま。気持の悪さもひどくもならず、何かに熱中していると忘れるぐらい、いい加減なものです。
うさたまはのんびり屋さんだから症状が出るのもゆっくりなのかなあと思いますが、一度でた気持の悪さが引っこむとまたそれも心配です。

最初にお詫びしておきます。本日はオノロケ記事になっちゃいました。安静生活も1週間を超えたところで、本当に夫に感謝しておりまして。

うちの旦那さま、移植以降、特によく働いてくれますが、安静生活に入ってからはさらに頑張りを見せてくれています。昨日は昇進のための面接があったんですが、それはそれ、として家事にも精を出してくれています。
うちは両方の実家が新幹線や飛行機なしでは行き来できない距離にあるのでピンチヒッターを親に頼むことはできません。すべてが旦那さまの手にかかってきます。

結婚した当初、なんとなく家事の大半は私がやることが多くて、私が海外出張するときにはその1週間分のワイシャツに全部アイロンかけてから出かけていました。当時は私の方が通勤時間が長く(1時間超)早く出かけていくので、帰ってみると脱ぎ捨てた服や靴下が点々と・・。それを私が片付けるのが普通だった時もありました。
今思うと、そんなこともあったなぁ~(遠い目~)というくらい、その後の刷りこみが功を奏して共働き夫として自立してくれました。ここ3年ぐらいは毎朝自分のシャツには自分でアイロンをかけています。
義実家では、義母がすべての家事を行っているのを見ると、その家に育ってよくまあここまでやってくれるようになったものだと正直、感心しております。

もともと飲みに行くのが大好きで、行くと最後まで行かずにはいられない性質の旦那さまでゴザイマス。「金曜日ぐらいは飲みに行ってきてもいいかなあ」というので、先週もどうぞどうぞと送り出しました。
が、その前になんと米まで研いでいってくれました。比較的料理は嫌がらずにいろいろやってくれるんですが、この7年間のうち、米を研いだのは10回かそこらだと思います。朝、それを出がけにやってくれるとは・・・。正直びっくり、本当に感謝。

仕事の帰りに買物して、帰ってきてすぐに夕ごはんの準備をしてというのは気の毒だなあと思うのですが、私が動くと「ぴょんたは寝てるのが仕事でしょ、ちゃんと寝てなさい」というのでほとんど一切をまかせっきりです。昇進試験だった昨日くらいは本当は私が夕食の支度ぐらいして上げたかったのですが、ここで無理をしても、と思い旦那さま任せ。

ときどき、「いいなあ、寝てられて。1週間ぐらい代わってあげられるといいのにね」という本音も出しつつ、奮闘してくれる姿にうさたまが生まれてからも大丈夫だろうと安心しています。

治療を始めて最初の半年はこれまでにないくらい喧嘩をしたし、感覚の違いを実感して孤独な気分にもなったけれど、そんなこんなを経て今があることにとても感謝しています。


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2010-01-20

BT24:ついにきたかも。でも違うかも。

これまでこれといった体調の変化がなく、快適に過ごせる反面、不安に思っていました。
今週の初めごろからややオリモノが増えたかな、胸が張ってきたかなと思っていましたが、いつもの生理前の方が胸の張りはひどいぐらいなので初めて感じるようなものは何もありませんでした。

しかし、昨日、ようやくこれか?というような感覚が。
昨日の午後はほとんどずっと眠っていました。12時半ごろに昼ごはんを食べ、またすぐ横になって本を読み始めたのですが、眠気に襲われいつの間にか眠っていました。15時に薬のアラームで目が覚めて、薬を飲んだけれどもまだまだ眠気は去らず、眠気の赴くままに眠り続けました。自然に目が覚めたのは18時前。もう日が暮れていました。
そろそろ起きようかとトイレに立ったら、なんとなく気持ちが悪い。我慢できないほどではないし、気になって他のことができないというほどではないけれど、なんとなくムカムカします。みかんを食べたらおさまったような気がしたけれど間もなくムカムカ復活。

夕ごはんはペロリとしっかり平らげましたが、寝る頃にはまた若干ムカムカ。午後中寝ていたにも関わらず、23時の薬を飲んでしばらくしたらもう眠くなって、朝までちゃんと眠れました。一度寝てしまうと気持の悪さは気になりません。なんだか変な夢を見ましたが(いつのまにかラーメン屋の店員になった夢で、チャーシューについて必死で研究してました)、それは夕飯に焼き豚を食べたせいかなあ、と。

今朝起きたときには若干気持ち悪いかなあという程度で、朝ごはんを食べたらよくなったような気もするし、そうでない気もするし、というところでいま一つ話に聞くような劇的なものではありません。そうこうしながら、午前中にうつらうつらしているうちにまた気持ち悪くなってしまいました。

昼ごはんを食べている間は快適そのもの。納豆ごはん+昨夜の残り物をおいしく食べたのでした。においも全く気になりません。

午後になってまたしばらくするとなんとなくムカムカしてきます。どうも落ち着かないのでベッドにもぐりこんで昼寝。すると気持ち悪さは忘れて気分よく眠ってしまいます。

昼寝から起きた今も何となくは気持ち悪いです。やたら眠くて際限なく寝てしまうのも昨日あたりから顕著ではあります。
でも、他のことに気を取られているとムカムカも忘れているくらいなので、気のせいなのかもしれません。毎月毎月期待するたびに、想像妊娠状態で気分が悪くなっていましたから、それと比べると大して変わらないかも。
うーむ。よくわかりません。

というような状況で、結局結論のない近況報告になってしまいました。ただ、思うのは、「つわりが待ち遠しいなんて思ったけれど、やはり気分が悪いのはしんどい。」でした。軽ければ軽いに越したことないですね。


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2010-01-19

妊娠検査薬

いまさらですが、今回使ってみた妊娠検査薬の結果の記録です。

私は初潮のときからの生理不順で、排卵までの時間が長いタイプなので、周期が40日なんていうのはザラです。ですが、高温期に入ってからの時間はきっちり2週間。
そのため、期待して基礎体温を測っている限り、「もしかして?」と妊娠検査薬を使ってみる必要はほとんどありません。もし、明日下がらなかったら使ってみたい、と思って購入しても、翌日にはちゃんと体温が下がってしまい、その日のうちにはリセットが始まるので使うチャンスがほとんどありませんでした。
ベビまちを本格的に開始する前、まともに体温を測っていなかったときに試したことはありましたが、ことごとく真白、です。今思えばまだ30歳ちょっとだったその時に自分の妊娠しづらさに気付くべきでした・・。

さて、今回、判定日前のフライングをするかどうか迷ったのですが、「もし、思った結果が出なかったら一晩中ずっと寝ないで心配することになるんだからやめといたほうがいい」という旦那さまの意見に尤もだと思いまして、自粛しました。

しかし、最初の判定日(BT7)のあと、生まれてこのかた、見たことのない「陽性」の線を自分で確かめてみたくて、夢クリから帰ってから試してみました。
ちなみに夜帰ってからチェックワンを試してみました。するとすぐには反応がありませんでした。30分ほどして見てみるとうすーい線がでていました。一日ぐらい経つともう少しはっきりしてきましたが、それでも薄めです。この日の午前中の血液検査でΒ-HCGが52でしたから、チェックワンでうすーい線のときには、血中のΒ-HCGは50を超えているということのようです。

そして伸びがイマイチだった2回目の判定日の翌日(BT13)、もう一度試してみました。伸びが悪いとはいえ、血中のHCGは300を超えていたわけなので、はっきり陽性が出て当然ですし、それが出たからと言ってこれがはっきり出たからといって伸びている証明にはならないので、問題は解決しないのですが・・・。
こんどは、ぼやっとした線が終了の印より早く浮かんできましたが、直後には終了の線の方がくっきりしているように見えました。半日以上時間がたつと陽性の線と終了の線はどっこいどっこいのように見えています。

今、この2本を比べるとこんな感じです。上側がBT7(β-HCG:52)の午後、下側がBT12(β-HCG:366)の翌日です。
薄くても大丈夫です、というご参考まで。





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2010-01-18

BT22:通院日

夢クリに行かない限りうさたまの様子が見えないので、通院日が怖いけれど待ち遠しい毎日です。お腹を覗いて見られたらいいのですが。今日はようやくやってきた通院日でした。

ギリギリに家を出たのですが、なかなかタクシーがつかまらず、7時50分の指定時間に3分ほど遅れて到着しました。
8時ちょっと前に採血の表示が出て、今日も受付→採血→外来受付→内診→問診→処置室→会計の流れでした。

採血の後、持って行った本を読む気にもならず、ぼーっとテレビを見ていても落ち着かず、かばんに入れている2つのお守り(水天宮で自分でもらってきたものと、母から送ってもらったもの)を握りしめたり、トイレのタイミングを見計らったりと落ち着かないまソワソワと。
今日も8時半ごろから内診の呼び込みが始まり、私も8時半過ぎには内診室に呼ばれました。

内診台に上がってからも祈りながらモニターを見つめていると、前回より大きくなった気がする黒いものが見えました。院長がメジャーで測ってくれる数値を凝視すると一番長いところが11.5ミリ。前回よりは2倍ぐらいになっていました。
これが適正サイズなのかどうかわかりませんが、よかった~、育ってくれていた、とホッとしました。
続いて⇒が記入されるのが見えて、これはなんだろうと思ったときに「ハイ終わりです、支度をして診察室の前でお待ちください」と看護師さんに促されて内診台をおりました。
後で考えると、たぶん、卵黄嚢なんだと思います。

内診室の中で服を着るとき、いつも自分なりに大急ぎでやります。しかし、最近は着ているものが多すぎて、かなり手間取ってしまっています。
今日は、下着のほかに、5本指ソックス、その上にスキー用靴下、あったかスパッツ、腹巻、カイロ、ブーツを装着する必要がありまして。全力だったんですけれど、身支度が終わって内診室を出たのは、私より後に終わった隣の内診室の方と同時。私の後ろで待っていた方、申し訳ないです。

待合室に戻り座る席を探してうろうろとして、空いていた丸椅子に座って今度は1番診察室を凝視。内診室に呼びこまれた順番とはだいぶ違う順番で1番診察室から呼ばれていきました。
意外と早く呼ばれて、自分の番号かな?と一瞬迷いながら入ったところ、今日は名前を確認されませんでした。
まさか間違っていないよねと思いながら、机の上の紙のカルテ番号が合っていることを確かめて座りました。

院長:胎嚢と卵黄嚢の成長が見られとりますね。心拍確認は次回、5日後。
   お薬は今までと同じで、あと注射。(以上、って感じ)

処方箋を取り出して書いてくれます。その間にこれだけは聞こうと思っていた質問。

私:大きさはこれでいいんでしょうか。

院長:まだ胎児は見えません。

一蹴されてしまいました。私は胎嚢の大きさのことを聞いたつもりだったんですが・・・。そこで敢えて質問しなおすガッツもなく、おとなしく口をつぐみました。特段問題ないってことなんでしょうから。
今日は出血のことも言われませんでした。一度も出血はしていないので、今のところセーフなのでしょう。

E2:301
P4:0.8
(前回まであったHCGの測定は今日はありませんでした。)
胎嚢:11.5ミリ×8.1ミリ

私が薬と処方箋をもらって席を立つころ、院長はさかんに、「鉛筆、鉛筆、鉛筆がないよ。鉛筆どこいった?」と看護師さんに鉛筆!を連呼されていました。
ペンじゃだめで鉛筆でなければいけない何かがあるんですね。

そこから処置室での注射までが今日一番の待ち時間でした。次々と私よりずっとあとに1番診察室に呼ばれた人たちが処置室に呼ばれていくので、30分ぐらい待ってから処置室に聞きに行きました。そこから10分弱でようやく処置室に。「お待たせしてすみません。」って言ってもらいました。

いつものように薬を確認してもらい、プロゲ注射。判定日は250だったのでお尻指定、それ以降は125だから肩でもいいですよ、ということでした。
今日はお尻指定だったので、量が多いのかなと思って聞いてみたら125とのこと。でもお尻の方が痛さは少ないのでよかったです。

会計に降りてから財布を見ると1万2千円しか入っていませんでした。5日ぶりに外に出るので、財布の中身のことをすっかり忘れていました。
うーん、足りるかどうか微妙なところだな、診断書をもらったからその分を考えると足りないかも・・・と思っていたら、案の定、お会計は1万5千円(うち3千円は診断書代)。
「あの、今、1万2千円しか持っていないので、もう一回戻ってきていいですか」と会計の人に断り、通りの向かい側にあるセブンイレブンでお金をおろしました。
夢クリ通いを始めて以降、とにかく財布の現金がどんどんなくなるので、財布の現金には気をつけていたのですが、5日の安静生活の間にすっかり現世の感覚を忘れていました(笑)。

帰りのタクシーに乗る前に、マツキヨで靴下用カイロを買い、京急で総菜を買って家に着いたのが11時前。たった3時間なのに、体を起こしている時間が極端に短い毎日なのでドッと疲れた気がしました。皆さんが「安静生活恐るべし」っておっしゃるのがとてもよくわかります。たぶん、心臓もあっという間に怠け癖がつくんでしょうね。
ベッドにもぐりこんだら2時間ぐらい熟睡しました。

次回がまたひとつ大きな難関の心拍確認です。うさたまの頑張りを信じて、5日間を穏やかに過ごしたいと思います。


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2010-01-16

BT20:体重乱高下

昨日ぐらいから少しオリモノが増えたような気がするのと胸が少し張ってきたかなあというぐらいで、相変わらずまだまだ自覚症状はありません。昨夜は寝ているときにやたら暑く感じたことが多少は変化かなあと思いますが、これもよくわかりません。
うさたまはのんびり屋さんだから症状が出るのもゆっくりなのかなあと思いますが、症状がなさ過ぎて心配で、つわりが始まるのを心待ちにするような心境です。いざ始まったらこんなことも言えなくなるのでしょうが。

この1月あまり、体重の増減が激しいです。
元々中肉中背、ただし下半身デブタイプです。高校生の頃から脚は見事に太く、目に入れても痛くないほど可愛がってくれた祖父母も言うに困って「元気そうな脚だなあ」と言ったことがあります(笑)。
年とともに気にすることが増えるので(シミとか、シワとか、お尻のたるみとか・・・)、相対的に脚の太さは気にならなくなっていますが、パンツスーツを買う時など、思っていたサイズに脚が入らないと凹みます・・・。

そんなバランスの悪さはあるものの、ここ10年ぐらいはだいたい体重は安定していました。
ところが、治療を始めてから体外に挑戦するまでの半年ほどの間に、運動を始めたことやお酒が減ったせいか、はたまたストレスか、体重は減少傾向で9月には47キロを割るぐらいまでになっていました。(そこらへんの変化はコチラ

それが9月に体外が始まり、初めてマーベロンが始まってからは一変。ピルを飲むたびに3歩進んで、卵胞期に2歩さがるというようなペースで増加し、不妊治療ってやっぱり太るんだ~と実感してました。

今回、移植周期に突入する前のプラノバールを飲み終わったところでたしか49キロぐらい。
そこから低温期に入ってエストレースを飲んでいるうちに徐々に戻って48キロぐらい。
薬が変わってまた増加し始め、プラノバールが始まるとどんどん増加。移植後もさらに加速度的に増加。ちゃんとピンポイントでは測っていませんが、51キロぐらいにはなっていたと思います。毎日体重計にのるたびに増えてました。
2週間で3キロって明らかに増えすぎですよね。こんなに、急激に増えたらよくないんじゃない?と、そろそろ心配になって食事に気をつけなければ、と思ったあたりが判定日でした。

そこでプラノバールが終了になったので、そこそこ戻ってくれるかなあと期待したのですが、その後約1週間はトップ体重をキープ。あれ~、これは一過性ではなく慢性になっちゃったのか~、とため息が出たと思ったら今度は急激に減少。1週間ほどで今朝は47キロになっていました。

ホルモン補充で移植されている方は、皆さん、こんな経験、されているんでしょうか。
急に増えたら血圧が上がりすぎたりとか、うさたまに悪い影響があるんじゃないかと心配になったり、減ったら減ったで、うさたまがどっかに消えちゃったのではないかと心配になったり・・・。
このままうさたまが順調に育ってくれたとき、私の「もともとの体重」はいくらと申告するのがいいのかな、とどうでもいい思案をしてみたり。

まあ、冷静に考えれば、こんなに急には脂肪が増えたり減ったりしないはずなので、水分をため込んだり放出したりしているのでしょうから、もう少し様子を見て、あまりにもおかしければ受診した時に看護師さんに相談してみようと思います。

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2010-01-15

BT19:ごろ寝DEスク

今のところ出血も腹痛もなく平穏に過ごしています。
胸がはったり、吐き気がしたりということもなく、ご飯はおいしいし、却って大丈夫かなあと心配になります。
また、日がな一日暇なので、ついつい検索してしまって、胎嚢5.5ミリは小さいなあと思うのですが、前回の診察を思い返してみると院長に指摘されたのは出血に対する注意と安静だけだったはず。言われたことだけ気にして過ごそうと自分に言い聞かせています。

さて、一昨日から始まった安静生活。どうやったら退屈せずに、快適に過ごせるのか手探り開始です。
子どもの頃からよく寝るタイプで、今でも昼寝が大好き、職場でも気を失っている(笑)ことがしばしばあるような寝ボスケなんですが、一日中寝ていていい、寝ていなさいと言われると急にどうしていいか分からなくなっているところがあります。

まず寝る場所は3か所。
・ソファに横になる
・床に敷いた布団に横になってごろ寝DEスクを使う
・ベッドに入る/ベッドでごろ寝DEスクを使う


ソファに横になるとちょうどテレビが見えるので、ぼーっとテレビを見るにはこの体勢。でも昼間のテレビってつまんないですね。再放送の刑事ものとか見ましたが、途中で飽きてしまいました。

床に布団を敷いて「ごろ寝DEスク」は、テレビをつけっぱなしにして、ちょこちょこ見ながらインターネットをしたりメールを書いたりするに向いています。フリース着て、毛布かぶって、足元にはあったか枕を置いて。


お見せするには汚い写真ですが、こんな格好です。



体が床に水平で、台の面の傾きとラップトップの画面の傾きの組み合わせで、寝たままでも十分画面が見えます。不思議と重心も安定していて、寝たり起きたりのときにひっくり返さないようにさえ気をつければ問題ありません。
あまり長くやっているとやはり腕が疲れるのと、床の固さが伝わってきてお尻が痛くなってくるので、これは1時間ぐらいがよさそうです。

眠るにはベッドは一番快適ですが、寝室にはテレビもないので携帯を見るか、本を読むぐらいしかできません。体を起こしてはいけないとなると本も長く読むには腕が疲れしまって不便だなあと思っていたのですが、昨日の夕方に「ごろ寝DEスク」をベッドに持ち込んでみたところ、無事、使えました。これ、いけます。
無線LANのルーターがリビングにあるので、扉を2枚挟む寝室でも大丈夫かなあと思いましたが十分電波は届きました。(そんなに広くない都会のマンションだから当たり前か・・・)


ソファ ⇒ 床 ⇒ ソファ ⇒ 床 ⇒ ソファ ⇒ ベッドでごろ寝DEスク ⇒ ベッドで本を読んでいるうちにいつの間にか眠る ⇒ ソファ・・・
といった感じです。

本当は、こういうときにしか読めないような本をゆっくり読むとか、とうに書きあげているはずだった原稿を書くとか、といったことを内心目論んでいたのですが、いざ始まってみるとどうもそんな気にもならず、欲ばらずにダラダラと流れに身を任せようかなと思っています。


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2010-01-13

BT17:胎嚢確認

今日はBT17日の通院日でした。

今朝は7時50分の通院指定。旦那さまは今日も休みをとってくれました。前回の動揺ぶりから考えて、良い結果にも悪い結果にも対応できるよう臨戦態勢をとってくれました。朝に弱いので、一緒に家を出るのは難しく、いつものとおり後から来ることに(笑)。

再来受付機ではなく、3階の受け付けで受付をしてもらうと8時よりも前に採血の表示。あれ?外来受付の表示を見逃したのかしらと思って4階の受付に問診票を出そうとしたら、そちらはまだですとのこと。
受付より先に採血ってこともあるんですね。

今日は院長診察の開始が早く、8時半ごろから次々と内診に呼ばれました。私も8時40分には内診室への呼び出しがかかり、旦那さまに「内診呼ばれたよ~」とメールを打ちました。旦那さまはそこから大慌てで家を出たようです。

内診台に上がってから、祈りながらモニターを見ていたら、院長がすばやく黒い丸をみつけて測っているのが分かりました。「これが胎嚢かな、よかった~、たぶん。」という確信はもてないながらほっとしていたら、その隣に矢印が表示されました。これ、何か注意点なんだろうなあと思いつつ身支度をして診察室前に戻りました。

しばらく内診への呼び込みが続き、9時前になって院長問診開始です。旦那さまも到着し、丸椅子に座ってドキドキしながら待ちました。モニターでおそらく確認できたと思っていた分、判定日よりは緊張しなかった気もしますが、やはりドキドキには変わりありません。
たぶん、同じ日に移植で、その後も同じペースで通院していつしか顔を覚えた御夫婦が2組、私よりも前に呼ばれていきました。いずれも秒察。たぶん順調なんだな、とうれしくなりました。お名前も知らないし、お話ししたこともないですが、なんだか勝手に同志の気分です。

いよいよ呼ばれて入ってみると、テーブルの上に紙がありました。
院長がカルテに何か書きこんでいる間に凝視すると、β-HCGが2000台になっている数字が見えました。今日の数値はどれぐらいがいいのか分からないのですが、前回より大きく増えているので、「あーよかった、失速していなかった。」と思って安堵しました。
「胎嚢は確認できてますが、出血層があるね、ここ。ホルモン移植周期の場合には、自然周期より出血することは多いんだけど、ここ数日で出血する可能性がかなりあるので覚悟しといて。安静に。」
というようなお話。矢印はやはり出血層という意味でした。
子宮と胎嚢の間に隙間があるから、そこから出血しやすい、といわれたような気がしますが、十分に覚えていません。

旦那さま:胎嚢は問題ないけれど、出血層があるから気をつけなければいけない、ってことですか。
院長:まあそういうことやね。
院長:じゃあ、お薬はこのままで。
旦那さま:安静は?いいんですか?
院長:ずっとよ、ずっと。(いまさら何言ってんの?って感じが少し)

というわけで出てきました。

数値については全く説明がありませんでしたが、下記のとおりです。
胎嚢の大きさ:5.5ミリ
E2:239
P4:0.8
β-HCG:2258
胎嚢が小さい気がしますが、常に周回遅れながらやっとこさ付いていっている状況なので、何も言われなかったということは、まあぎりぎりの範疇におさまっていてくれるんだろうと考えることにしました。
検索すればするほどよくない記事ばかりが目につきそうなのでやめておきます。

看護師さんから胎嚢確認後の生活について説明してもらい、今日が5週1日であると教えてもらいました。何週っていう数え方はいかにも妊娠っていう感じで、長らく憧れでした。もう何年も願ってどうしても入れなかったところに急に入ってしまった感じで、今、自分がその入口にいるのがなんだか不思議というのか、場違いなところにいるような変な気持ちです。

タクシーで職場まで行き、上司に胎嚢は確認できたけれど出血層があるから安静にと言われた、という形で説明しました。また、これまで説明していなかったけれど、いつも手伝ってくれる派遣スタッフの方には直接説明し、ほかの方たちにはメールでご報告のメールを送っただけで帰り支度をしました。
一度家に帰った旦那さまに車で迎えに来てもらい、持ち帰りたかった荷物を旦那さまに持ってもららい帰宅。
結果的にとっても突然の長期休職となってしまい心苦しかったのですが、夜メールを開けたら、多くの方からおめでとう、心配しなくていいから大事にしてね、という趣旨のメールをたくさんいただいていました。本当にありがたいことです。

それと同時にこれまで自分が逆の立場でちょっと気持のざわつきを感じながら、「大丈夫だからね。後は引き受けるから安心してね。」と言ってきたことも思い出し、今回ご報告することになった同じ部署の人達の中にも、そういう思いをしている人がいるのかもしれない、ということも思いました。だからどうしたらよいのかは分からないんですが。

午後はベッドに入ったらいつの間にかかなり長く寝てしまい、起きたら日が暮れていました。私が寝ている間に届いた「ごろ寝DEスク」を旦那さまにセットしてもらい、完全に寝た状態でメールが打てるようになりました。長くたくさん書こうとすると腕が多少疲れますが、読むことや多少書く程度なら快適です。
今のところ出血の気配は感じないのですが、近日中にあるかもしれないとのこと。怖いですが、できることはちゃんと薬を飲んで、おとなしくして、神頼みをするぐらいなので、ひたすらゆっくり過ごしたいと思います。


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2010-01-11

BT15:神頼み

ひたすら暖かくしてダラダラ過ごし、通院日を待つ心境です。

2回目判定日の夜、母にも電話し、簡単に状況を報告しました。数値の伸びがいまひとつの段階で話したくはなかったのですが、母の手術のときに付き添うかどうか等々の相談で、私の移植予定を話す羽目になっていました。ですので、12月27日に移植したことは知っており、その後がどうなったのかヤキモキしながら待っていることは明らかです。黙っていると悪い事をどんどん想像していくことも明らかなので、電話しました。

一通り母の日常の心配ごとを聞いたあと、「あんたの体調は?」というので、順調だよ、とも言い難く、まだ分からないけれど頑張ってくれているよ、と説明してあれこれ雑談。予想通り、母からは冷やしてはいけない、ズボンの下にも何か履きなさい、私が生まれるときにはこうしていた、等々の助言をしてもらいました。
私が「一生懸命暖かくして、せっせと薬飲んで、あとは神頼みぐらいしかすることないからせっせと神社に通っているよ。厄年だしね。」

そこでピーンと母は閃いてしまったようで、「そうだね、本当は○○神社に御祓いに行ってやるといいんだけど・・体調がねえ、云々。」「いいよ、いいよ、そこまで行ってもらわなくても。手近なところいろいろ通っているから神様にも通じているはずだし。」
そのときにはじゃあ、また機会があるときに母が行ってみるつもりだと言い張り、「寒い時に無理しないでね」と言って終わりました。

翌日の午後、私が地下鉄に乗っていたら何度も母から電話が電話がかかってきます。地下鉄だから駅にさしかかるたびに着電したり、着信通知がメールで届いたり。あと数駅で家につくところだったので、降りてからかけなおそうと思っていたら、ついに父の携帯からもかかってきました。こりゃ、何かあったのだろうか?祖父が倒れたのか?と思い、次の駅で慌てて降りてみると、「破魔矢が大きいんだよねえ。じゃあお母さんに代わるから」という父の声。

前日に思いついてしまった母は翌日が大安だということを発見し、父と二人で神社に厄祓いと安産祈願のお参りに行ってくれたらしいのです。私の実家は西日本の田舎ですが、八岐大蛇を退治した素盞嗚尊と稲田姫命が祀られている神社にお参りし、祈祷してもらってくれたとのこと。そこでもらったお守りや破魔矢や護符を送ろうと思うのだけど、破魔矢が1メートルぐらいあって送るのが難しいけどどうしようか、という相談でした。(電話に出た時にはほとんど自己解決していて、宅急便で送ってくれることになりました)

そして本日、届きました。
立派な破魔矢と御札、絵馬、鈴、杓子、お守り、茄子のストラップ、御洗米、お神酒、そして護符と人形(ひとがた)。
神棚などないマンション住まいですが、早速、それぞれリビングに御祀りました。
これから5日間、毎日護符を浮かべた水を飲んだり、人形で撫でたりして、6日目に川か海に流すのだそうです。
届いたよと電話をしてからも、2度、3度電話がかかってきて、お神酒は2度にわけて口をつけるものだとか、神社で拝む時には二礼、二拍手、一礼だとか、教わりました。御洗米を「あらいごめ」と読んでしまったぐらいの私の無知ぶりに不安になったようです(笑)。

日常的に信心深いわけでは全くない現実主義者ですが、まだまだ先が分からない中でも、守られている感じがして、落ち着いた気持ちになる気がします。
心穏やかに過ごしたいと思います。


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2010-01-10

BT14:グータラな休日

暖かいコメントを読ませていただき元気になりました。今日は楽しく「うさたまちゃーん。」「はい、はーい。」とやっております。

昨日から旦那さまは実家近くの温泉に両親、妹夫婦と一緒に出かけております。
ずっと前から予定されていた行事で、本当は私も一緒にいくはずだったのですが、どうも自信がないのでやめさせてもらいました。
安静にしろとは言われていないけれど、新幹線に乗って、温泉に行って大丈夫かなあ、と思うと「気になるぐらいだったらしない方がいい」という看護師さんの助言に従うことにしました。
昨年の6月に結婚した義妹の旦那さんと初めてゆっくり話す機会のはずでしたが、それはまたいつか機会があるだろうと思います。

昨日は3時間昼寝をしたうえに、11時半には寝たこともあり、休日にしては珍しく8時前には眠くなくなって起きだしました。朝ごはんをたべ、掃除機をかけたり洗濯したりしてもまだ10時前。でもソファでゴロゴロしながらテレビをみていたらいつしか眠ってしまい、起きたら11時半。トイレに行ってもう少し眠気にまかせたら12時半。
際限なく眠れる気がするのですが、これはいつものこと。うさたまが育っている証拠だといいのですが、日常的に朝から晩までいつでも寝ていられるのが特技なので、これはあてになりません。
なかなか兆候が現われてくれないのがさみしいですが、のんびりうさたまのペースで出てきてくれることを待ちます。

寝たきりになってもパソコンが使えるようにと、通販でこんなもの買いました。
ゴロ寝DEスク
他の方のブログで見て、陽性がでた暁には私もこれを買おうと思っていたものです。
届くのは明日かな。
使用感はまたご報告します。

さて、旦那さまが帰ってくるのはたぶん夕方。それまで何しようかなあ。
仕事をいくつか持ち帰っているので、動ける今のうちにやっておくべきなんだけれど、いま一つ気が乗らずこれまた先延ばししています。
うさたまと話しながらまた昼寝、かしら。


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2010-01-08

BT12:第2回判定日

今日が第2回判定日で、午前休をとっていってきました。1回目と同じぐらい緊張しました。
旦那さまも今日は午前休をとってくれて、二人で受診。9時すぎの受付でした。
順調に採血して3階へ戻ったのですが、今日も番号をとばされてなかなか表示が出ない・・・。11時近くまで待っていたと思います。

ようやく処置室への表示がでて4階へ。ますます緊張してきたところで、ほどなく1番から院長の声で呼ばれました。

前回β-HCGが52だったので、500以上を願って机の上の紙を凝視すると、366。
最初に思ったのは”あー、だめだったんだ、6倍、だもん。恐れていたことが本当になっちゃった”でした。

院長は「数値は伸びていますね。薬はジュリナが2錠に増えて・・・」と数値の良し悪しには全く触れずに秒察モード。
頭は混乱しました。え?いいの?これでも?

薬を出してもらい、院長が処方箋を書いている間、しばし沈黙。ちゃんと聞かなきゃと思って質問しました。
わたし:「この数値、よくないですよね?」
院長:「まだわからん」
一言でした。
院長:「注射もあるから外で待ってて」

結果的に、ほぼ秒察でした。

混乱したまま外に出て座って待ちました。
旦那さまに「ちょうど7倍だね。8倍ぐらいあればいいみたいだから、ちょっと足りないだけだよね。40足りないだけだもん。うさたまはのんびりしてるみたいだから、人よりちょっとずつ遅れるのは仕方ないよ」と言われて、366だったことに気がつきました。
300台だったことにショックを受けて、ちょうど7倍だという計算すらできなくなっていたんです。そうか7倍か、じゃ、ビリを走っているかもしれないけど、でもちゃんとコースの上を走ってくれているんだ、という気持ちが少しもてましたが、安心には程遠い気持ちで茫然としていました。

処置室か、院長の机の上で忘れられていたようで、かなり待っても注射に呼んでもらえなかったので聞きに行くと・・すぐ呼ばれました。
プロゲ注射は、今日は前回の半量とのことで「肩でもいいですよ」、と言われたので肩にしてもらいました。
次回は7時50分までに受付をすること、安静指示が出る可能性があることを説明してもらいました。「安静指示が出ることがあります」という言い方は、今回の数値が低かったからもっとあとから安静になるのかもしれないってことかなあ、となんだか遠くの方で考えているような気分で聞きましたが、とにかく茫然としていたのでそれ以上は聞かずに処置室を出ました。
会計が終わったのは12時でした。

二人で美々卯で昼ごはんを食べてそれぞれの職場に向かいました。
素直に喜ぶわけにもいかず、でも望みはつながっている、何と思ったらいいのかよくわからない混乱のまま職場に向かいました。
来週の水曜には安静に入る可能性がある以上、3連休に入る前の今日にはちゃんと上司に報告する必要があります。でも、可能性は高いような高くないような。
なんとか望みのある7倍に伸びてくれていること、うさたまが頑張っていることを喜ぼう、喜ばなきゃ、とは思うのだけれど、10倍っていわれているのに10倍にはずいぶん足りないことが気になってしまう・・。堂々めぐりです。

自分を励ますために「うさたまちゃーん、いますかー。」「はーい!」「うさたまちゃーん」「はーい!」と心の中で一人芝居をしてみるのですが、一回目の判定日は考えるだけで顔がほころんできたのに、今日はどうもしかめっ面になってしまいます。

職場についてから、平静を装いながら急いでメールを処理したり、打ち合わせをしたりしながら、合間にこっそり検索したりしていました。2回目判定日に7倍の伸びで、その後無事卒業された方が複数いらっしゃることを確認し、またその方に「検索してもお腹の中で頑張っているたまごちゃんの姿は出てきませんよ。お腹をさすって声をかけて」と励ましていらっしゃる方のコメントを見たりしてそうだ、そうだ、私も信じて頑張ろう、と思ったり・・・。

と、ふと気がつくと17時39分。あろうことか、15時の薬を忘れていたのです。
蒼くなって夢クリに電話しました。答えは今すぐ飲んでください、って言われるだけだと分かってはいましたが。案の定、すぐに飲んでください、と言われただけでした。
飲んだのが17時40分。2時間半の遅れです。
うさたま、ごめんねー、オロオロしている場合じゃないね、ちゃんとどっしり構えて頑張るからね、うさたまも頑張ってねー、心の中で話しかけました。

冷汗をかきながら薬を飲んで席に戻った後、旦那さまに「うさたまのごはん、飲むの忘れてさっき飲んだ」とメールをしたら
「やっぱりそうだったか。そうかなと思ったから連絡すればよかったね。でも大丈夫だよ。うさたまのんびり屋さんだからね。たぶん「あ、そういえばご飯のこと忘れてたな~」って思ってるのではないかしら。」
という返事が返ってきました。

院長にも何も言われなかったのに、勝手に頭でっかちになって心配して、おろおろして、挙句に薬を飲み忘れたんじゃあ話になりません。要らないこと考える前に、まずやるべきことをやれって幼い頃から親にさんざん言われてきたのになあと改めて反省し、心を入れ替えて頑張るぞー、うさたまのことを守れるどっしりしたお母さんにならなきゃ、と思ったのでした。

夜になって非常勤の人たちが帰った後、いつも一緒に仕事をしている先輩に来週から自宅安静になる可能性がある事を伝えました。仕事のことは心配しなくていいからまず大事にしてね、と言ってもらいありがたいなあと思いました。
そのあと、別の部屋にいる上司のところに言いに行ったのですが、そこでもまずおめでとうと言ってもらい、そこでも仕事のことは心配しなくていいからまず大事にして、と言ってもらいました。本当にありがたいことです。

みんなの好意に囲まれて過ごしている幸せを本当にありがたいと思います。
うさたまのことを誰より信じて一緒に頑張ろうと思います。


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2010-01-07

BT11:変化なし&気がかりいろいろ

前回の通院のあと、体温が上がってほかほかしていましたが、注射のお陰だったらしく、ヤクが切れたのか、昨日あたりからまた元に戻ってしまいました。そのほかは目立った体調の変化はあるません。

朝ごはんを食べたあと何となく気持ちが悪いかも。
 →食べ過ぎ?
午後眠くなる 。
 →いつものこと。
階段をあがるとすぐ息切れする気がする。
 →最近全く運動していないからね。
というわけで、わずかに見つけた変化も全てに理由が見つかってしまいました。
不安はつきないのですが、元気に育ってくれているイメージだけを考えることにして明日を待っています。

気がかりの1つだった週末に予定されていた義両親との温泉は、旦那さまだけ参加することになりました。
新幹線で出かけて温泉につかって、もし、よくないことが起こったら因果関係がなくても後悔するし、前回の判定日以降、疲れやすい気もするので一緒に楽しむ自信がいま一つないので、旦那さまからなんとなく説明してもらい私はお留守番することにしました。
そんなわけで、明日の判定結果がよければ、義両親には報告することになりそうです。

うちの両親は移植の日がいつだったかも知っているので、こちらも明日の結果がよければ報告することになりそうです。悪かったときには心配させるだけなので、まだ分からない、とだけ言うことになるのかな。
実は、当初私の移植予定日だった12月25日に、急遽、母が鼻の手術をすることになり、移植をやめて実家に帰ってつきそうかどうかを相談するという予定外のトラブルがあったのです。結局、無理をしても喜ばないからと強硬に両親に説得され、私は移植に専念することになったのですが、治療を始めて以降、先の予定が立たないので帰省しておらず、それも気がかりの1つになっています。
孫ができれば喜んでくれることは間違いないので、孫をつれて帰省できるように、今はそちらに専念するしかないなと思っています。

もう1つの気がかりは、このまま安静生活に入るとすれば明日と来週の火曜しか出勤日がないこと。明日の結果が順調であれば、上司や同僚に何らかの報告をしなければいけない限界だろうと思います。
なんと言って説明するのが一番いいのかなあとここしばらくずっと考えています。
今考えているのは、「妊娠していることが分かったけれど、ホルモン剤を使っているから出血しやすいと言われて、次の診察の結果で胎嚢の位置や出血の様子によっては安静指示を出すことになるかもしれないと言われた」ぐらいの説明かなあ、と思っています。上司も医者だから治療してたんだ、って気がつくかもしれないけれど、それはまあそれでいいか、と思います。ただ言い出す雰囲気として、元々1か月以上休むことが端から分かっていて、この年度末にそのつもりで行動していた、なんて言いにくいので、”ちょっと予想外の展開になってしまってそのような可能性が出てきたんです”、っていう雰囲気で説明しようかなと思います。
ま、その場になったら何ていうか分からないですけど。

そんなこんなでいろいろ気がかりはありますが、まずは明日の順調な結果を祈るのみです。


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2010-01-06

マシュマロクッション

陽性判定に多くのコメント、クリック、拍手をいただきましてありがとうございます。皆さんに励ましていただいている幸せを感じながら、おなかのうさたまと会話しながら過ごしています。

これといって目立った体調の変化はありませんが、プロゲ注射の翌日から体温が上がり、寝ているとホカホカするようになりました。うちはWベッドですが、旦那さまより体温が高いらしく、「ぴょんたが寄ってくると暑いなあ」と言われる状態になってきました。
このまま順調に高温を保ってくれることを祈っています。

日曜日の判定日のあと、せっかく車で行ったので、どこかに行こうということでイクスピアリに行きました。
恥ずかしながら、私は生まれてこの方、ディズニーランドには一度しか行ったことがありません。ディスニーシーはまだ踏み入れたことがないんです。旦那さまに至ってはまだどちらも未体験ゾーンらしい。
イクスペアリだけは比較的しょっちゅう出かけていて、御飯を食べたり、雑貨を買ったりして帰ってきます。

日曜は、モンスーンカフェで昼ごはんを食べた後、前から気になっていたクッションを新調しました。
数年前に買った時にはふわふわでとても気持のよかったマシュマロクッションが今はこの有様。
椅子でお尻が冷たくないように、程度の役割は十分果たしてくれるんですが、抱えてゴロンとして・・というには不向きになってしまいました。



情けなや・・・

そこで、新しくこの2つを新調しました。



やっぱりクッションってこういうものですよね。
今もこれを抱えながらダラリと過ごしております。抱えていると暖かいし、くつろげて快適です。

第2回判定まであと3日。また徐々に増してくる緊張をかわしながら過ごしたいと思います。


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2010-01-04

第1回判定日詳細

昨日の判定日報告、短い短い記事だったにもかかわらず、多くの方に訪問していただいてありがとうございました。
今朝になってポンと体温が高くなり、全身ホカホカで目が覚めました。昨日のプロゲ注射のおかげかなあと思っているのですが、それ以外には相変わらず自覚症状は皆無です。

昨日のことを補足します。

前の日にも昼寝をしたせいか、緊張のせいか、なかなか眠れずしばし旦那さまを相手に”うさたま”についてあれこれ妄想を話していたのですが、いつしか旦那さまの高鼾。それをみたら私も落ち着いていつの間にか眠っていました。

朝は服薬のために7時に起きてみたらきれいな朝焼けが見えました。
いつもどおり二度寝しようとしたのですが、興奮してしまって眠れず、7時半ごろには起きだしました。いつもどおり納豆ごはんをたべて身支度をするうち、箱根駅伝の復路がスタート。皆さん頑張って走っているなあ、と思いつつ9時半ごろ家を出ました。

旦那さまも休みなので、かねてからの約束通り二人で通院。車で行きました。
今日は夢クリ前のパーキングメータに無料で停めていい日なんですね。(旦那さまは標識を確認して、念のため警察に電話して確認したんだそうです)

今日の夢クリはかなり混んでいました。院長と2番先生だけだった模様ですが、午前中だけで170人近かったのではないかと思います。
10時前に受付し、すぐに採血。再び3階に戻って待ちました。
もう緊張してしまって雑誌を読んでいてもソワソワ。旦那さまにも来てもらってよかったです。
旦那さまの方は待っているうちに眠くなったらしく、トローンとしておりました。

11時を過ぎて4階処置室への表示が出ると緊張はますます高まり、すでに頻脈状態でした。普段、循環器は強い方なんですけどね。
徐々に番号が近付いていくと緊張はMAX!
それなのに、今回も私の番号の寸前まで呼ばれた後でまた若い番号に戻っていってしまいました。再度緊張カウントダウンのやりなおしです。

ようやく呼ばれて入ってみると
「はい、ぴょんたさんね。」
と差し出された白い紙。いそいで目を走らせると、一番下の行のβ-HCGが52.3という数字が見えました。
「着床反応はありますね」
あー、よかった。旦那さまの「あーよかった」という声が聞こえました。
「はい。ありがとうございます。」

院長はストックされている薬袋と処方箋をとりだして書き込んでくれました。

院長 「ジュリナ1錠1錠1錠、と、デュファストン2錠、2錠、2錠。プラノバールはおしまい。」
私  「プラノバールはあと1錠残っているんですけど」
院長 「それはもうのまないで」
私  「はい」
院長 「あと黄体ホルモンの注射があるので外で待っててください。はい、じゃあ」

看護師さんが院長の後ろに立って控えてくれていたので、「プロゲ250ね」という指示も聞こえました。
私の記憶に残っているのはこれだけです。旦那さまに聞いても、短い診察だったというのでたぶんそうだと思いますが、一瞬のことでうれしいけれど実感がわかないまま、お礼を言って出てきました。

処置室で看護師さんに内服薬の確認をしてもらったあと、プロゲステロンの注射です。
「量が多いのでお尻にしますね」とのことでお尻に注射してもらいました。
今日はブーツの下に五本指ソックスと足袋の重ねばきをしていたので、ベッドに上がるときに恥ずかしいなと思って脱ごうかとも思ったのですが、「半ケツ状態で足袋を気にしても始まらない」ということに思い至り(笑)、そのままベッドにうつぶせになりました。

痛いですよ、と言われた割には、最初に針が刺さった時には痛かったものの、たっぷりの脂肪のおかげか、液が入っていくときはほとんど痛みはなくおわりました。後になって揉んでいるときにじわじわ痛みがきましたが、うさたまを元気にしてくれるのであれば毎日でも喜んで、という感じです。

3階に戻って会計を待つうちにほっとしたら急にホカホカと暖かくなってきました。やっぱり本当に緊張していたみたいです。

私たち夫婦は、学年は1つ違いますが、同年の生まれで、年男・年女。うさたまはこのまま順調に行ってくれれば秋口に生まれてくれるんでしょうか。寅年揃いの3人家族になれますようにと烏森神社でお祈りしました。

最初の判定日はなんとか目標だったβ-HCG50をギリギリ超えることができました。次回に着実な伸びが必要なので、結局また緊張の日々が続きそうですが、まずは最初の一歩を踏み出せたことを感謝し、喜んでいるところです。

今日は仕事はじめ。もしかしたら来週から休職するかもと思うと何から手をつけたらいいのか・・と思いますが、迷惑をかけるのが最小限ですむように準備をしたいと思います。
上司へのカミングアウトは第2回の判定日が終わってからかなあ。


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2010-01-03

BT7:判定日

緊張して迎えた判定日。
箱根駅伝の復路を駈けているのを見ながら身支度をして夢クリへ行ってきました。

結果は陽性でした。

励ましてくださった方々、本当にありがとうございました。

まだ最初の一歩を踏み出せただけですが、感謝しつつこの一歩を育てていきたいと思います。

詳しい結果などについては、ブログ村のカテゴリの移動が完了しましてからまた報告させていただきたいと思います。


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2010-01-02

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
全国的に荒れ模様ときく新年ですが、東京では穏やかな晴れ。
昨日は7時の服薬のおかげでビルの間に上る初日の出を拝むことができました。

本日、BT6日目ですが、何の自覚症状も出てきてはくれません。
昨日の夜ぐらいから一層不安が高まってきて、要らないことをウダウダ考えてしまいます。でも、うさたまが頑張ってもぐりこんでいるんだろうな、とか、生まれてきたら耳のついたフードをかぶせたら可愛いな、とか考えているうちに幸せな気分になって寝ることができました。
予定通り私のダウン状態に巻き込まれた旦那さまは、もっと深夜のお笑い番組を見ていたかったようなのですが、妄想のお付き合いをさせられました。新年早々お疲れ様でした(笑)。

フライング検査をしてみたい気持ちはあるのですが、旦那さまに強く戒められております。
「もし、あんまり反応が良くなかったら3日の診察までずーっとそれを言い続けるんでしょ?そんな無駄なことはしない方がいい。」
おっしゃるとおりです。
ですので、フライング検査はしないことにします。でも、陽性の線も見てみたいので、もしいい結果だったら帰ってからやってみることにします。検査の意味、ないですけどね。

休日続きのおかげでいつのまにか判定日前日までたどり着きましたが、あと24時間が長い!
昨日は近くの神社でうさたまの着床をお願いしました。
今年も初っ端から治療モード全開でスタートですが、本厄の今年、家族そろって寅年生まれとなりますように。


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