2010-01-13

BT17:胎嚢確認

今日はBT17日の通院日でした。

今朝は7時50分の通院指定。旦那さまは今日も休みをとってくれました。前回の動揺ぶりから考えて、良い結果にも悪い結果にも対応できるよう臨戦態勢をとってくれました。朝に弱いので、一緒に家を出るのは難しく、いつものとおり後から来ることに(笑)。

再来受付機ではなく、3階の受け付けで受付をしてもらうと8時よりも前に採血の表示。あれ?外来受付の表示を見逃したのかしらと思って4階の受付に問診票を出そうとしたら、そちらはまだですとのこと。
受付より先に採血ってこともあるんですね。

今日は院長診察の開始が早く、8時半ごろから次々と内診に呼ばれました。私も8時40分には内診室への呼び出しがかかり、旦那さまに「内診呼ばれたよ~」とメールを打ちました。旦那さまはそこから大慌てで家を出たようです。

内診台に上がってから、祈りながらモニターを見ていたら、院長がすばやく黒い丸をみつけて測っているのが分かりました。「これが胎嚢かな、よかった~、たぶん。」という確信はもてないながらほっとしていたら、その隣に矢印が表示されました。これ、何か注意点なんだろうなあと思いつつ身支度をして診察室前に戻りました。

しばらく内診への呼び込みが続き、9時前になって院長問診開始です。旦那さまも到着し、丸椅子に座ってドキドキしながら待ちました。モニターでおそらく確認できたと思っていた分、判定日よりは緊張しなかった気もしますが、やはりドキドキには変わりありません。
たぶん、同じ日に移植で、その後も同じペースで通院していつしか顔を覚えた御夫婦が2組、私よりも前に呼ばれていきました。いずれも秒察。たぶん順調なんだな、とうれしくなりました。お名前も知らないし、お話ししたこともないですが、なんだか勝手に同志の気分です。

いよいよ呼ばれて入ってみると、テーブルの上に紙がありました。
院長がカルテに何か書きこんでいる間に凝視すると、β-HCGが2000台になっている数字が見えました。今日の数値はどれぐらいがいいのか分からないのですが、前回より大きく増えているので、「あーよかった、失速していなかった。」と思って安堵しました。
「胎嚢は確認できてますが、出血層があるね、ここ。ホルモン移植周期の場合には、自然周期より出血することは多いんだけど、ここ数日で出血する可能性がかなりあるので覚悟しといて。安静に。」
というようなお話。矢印はやはり出血層という意味でした。
子宮と胎嚢の間に隙間があるから、そこから出血しやすい、といわれたような気がしますが、十分に覚えていません。

旦那さま:胎嚢は問題ないけれど、出血層があるから気をつけなければいけない、ってことですか。
院長:まあそういうことやね。
院長:じゃあ、お薬はこのままで。
旦那さま:安静は?いいんですか?
院長:ずっとよ、ずっと。(いまさら何言ってんの?って感じが少し)

というわけで出てきました。

数値については全く説明がありませんでしたが、下記のとおりです。
胎嚢の大きさ:5.5ミリ
E2:239
P4:0.8
β-HCG:2258
胎嚢が小さい気がしますが、常に周回遅れながらやっとこさ付いていっている状況なので、何も言われなかったということは、まあぎりぎりの範疇におさまっていてくれるんだろうと考えることにしました。
検索すればするほどよくない記事ばかりが目につきそうなのでやめておきます。

看護師さんから胎嚢確認後の生活について説明してもらい、今日が5週1日であると教えてもらいました。何週っていう数え方はいかにも妊娠っていう感じで、長らく憧れでした。もう何年も願ってどうしても入れなかったところに急に入ってしまった感じで、今、自分がその入口にいるのがなんだか不思議というのか、場違いなところにいるような変な気持ちです。

タクシーで職場まで行き、上司に胎嚢は確認できたけれど出血層があるから安静にと言われた、という形で説明しました。また、これまで説明していなかったけれど、いつも手伝ってくれる派遣スタッフの方には直接説明し、ほかの方たちにはメールでご報告のメールを送っただけで帰り支度をしました。
一度家に帰った旦那さまに車で迎えに来てもらい、持ち帰りたかった荷物を旦那さまに持ってもららい帰宅。
結果的にとっても突然の長期休職となってしまい心苦しかったのですが、夜メールを開けたら、多くの方からおめでとう、心配しなくていいから大事にしてね、という趣旨のメールをたくさんいただいていました。本当にありがたいことです。

それと同時にこれまで自分が逆の立場でちょっと気持のざわつきを感じながら、「大丈夫だからね。後は引き受けるから安心してね。」と言ってきたことも思い出し、今回ご報告することになった同じ部署の人達の中にも、そういう思いをしている人がいるのかもしれない、ということも思いました。だからどうしたらよいのかは分からないんですが。

午後はベッドに入ったらいつの間にかかなり長く寝てしまい、起きたら日が暮れていました。私が寝ている間に届いた「ごろ寝DEスク」を旦那さまにセットしてもらい、完全に寝た状態でメールが打てるようになりました。長くたくさん書こうとすると腕が多少疲れますが、読むことや多少書く程度なら快適です。
今のところ出血の気配は感じないのですが、近日中にあるかもしれないとのこと。怖いですが、できることはちゃんと薬を飲んで、おとなしくして、神頼みをするぐらいなので、ひたすらゆっくり過ごしたいと思います。


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6 件のコメント:

  1. コンニチハ!
    胎嚢確認、よかったですね!!
    うさたまちゃんが、ムグムグと気持ちよさそうに育っている様子を拝察しました♪

    長期休職、心苦しいですよね。
    私もまだまだ先の話ながら、想像するだけで心苦しいです。
    それでも、先週よりはホッとした状態で休職に臨めたようで、よかったです。

    まずは、ゆっくりご自愛の上、気分転換になりそうなら「ごろ寝DEスク」のレポも聞かせてください(笑)

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  2. 胎嚢確認、おめでとうございます!
    私とはちょうど2週間違いなのですね!

    それにしても、親子3人とも寅年とはすごい確率! 我が家は、うちの妹が寅年なので、彼女に似て気の強い子になるのではないかと今から恐れています…(笑)

    これからもどうぞよろしく!

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  3. >紅子さん

    どうやら常に人より遅れつつも頑張ってくれています。紅子さんが呼んでくれた声も聞こえたのだと思います。あ、呼ばれたみたい、ぼーっとしないで大きくならなきゃ、って思ってくれたのではないかと。

    未だかつてない、ひたすら何もしない時間を楽しく過ごすためのミニ工夫を編み出していきたいなと思います。またレポさせていただきます。

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  4. >ぼんずがーるさん

    はい、2週間違いです。無事生まれてくれたときには、アメリカの学校ではちょうど学年の切れ目ぐらいかもしれませんが、日本式だと同級生ですね。
    少しずつ先を進まれているぼんずがーるさんの後をできるだけ順調についていきたいと思っています。

    3人そろって寅年って、まあ、どれだけ肉食なのかって感じです(笑)。おまけに私、寅年の獅子座なんです。子どものころは翌月ならば乙女座なのに、翌年なら兎年なのに、と残念に思っていました。女の子だったら同じことを思うのかもしれないなあとは思いますが、今はひたすら順調に寅年に生まれてくれることを祈っています。

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  5. こんばんわ!
    胎嚢確認できたんですね^^
    おめでとうございます!
    5.5mm。すごいですよね。
    こんな小さな袋の中に、あと5日もしたらbabyがどこからともなくやってきて心臓ピクピクさせてしまうんですものね!

    仕事のことも、「ざわつき」を気にしてしまう気持ちも分かりますが、ここはあまり深くを考えず「ありがとう!」と素直に受け取って今まで頑張ってきた分、しっかりお休みいただいてしまってください!

    安静でじっとしているのも辛いかもしれませんが、
    引き続きリラックスして穏やかに過ごしてくださいね^^

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  6. >らーたん。さん

    いつもありがとうございます。
    どうしても平均より小さいな、と気になってしまうのですが、失速せずに育ってくれてありがとう、これまでものんびり屋さんだったんだから、これがうさたまのペースなんだね、と思って、ゆっくり待ちたいと思います。

    仕事も職場の皆さんが快く引き受けてくださって本当に恵まれた環境だなあと感謝しています。ウダウダ考えても始まらないので、すっかり甘えるモードになりました。

    何年も待っていたうさたまと一心同体でいられるのは9か月ほどだとすると、今の時間を楽しむことに力を使いたいと思います。

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