今日が第2回判定日で、午前休をとっていってきました。1回目と同じぐらい緊張しました。
旦那さまも今日は午前休をとってくれて、二人で受診。9時すぎの受付でした。
順調に採血して3階へ戻ったのですが、今日も番号をとばされてなかなか表示が出ない・・・。11時近くまで待っていたと思います。
ようやく処置室への表示がでて4階へ。ますます緊張してきたところで、ほどなく1番から院長の声で呼ばれました。
前回β-HCGが52だったので、500以上を願って机の上の紙を凝視すると、366。
最初に思ったのは”あー、だめだったんだ、6倍、だもん。恐れていたことが本当になっちゃった”でした。
院長は「数値は伸びていますね。薬はジュリナが2錠に増えて・・・」と数値の良し悪しには全く触れずに秒察モード。
頭は混乱しました。え?いいの?これでも?
薬を出してもらい、院長が処方箋を書いている間、しばし沈黙。ちゃんと聞かなきゃと思って質問しました。
わたし:「この数値、よくないですよね?」
院長:「まだわからん」
一言でした。
院長:「注射もあるから外で待ってて」
結果的に、ほぼ秒察でした。
混乱したまま外に出て座って待ちました。
旦那さまに「ちょうど7倍だね。8倍ぐらいあればいいみたいだから、ちょっと足りないだけだよね。40足りないだけだもん。うさたまはのんびりしてるみたいだから、人よりちょっとずつ遅れるのは仕方ないよ」と言われて、366だったことに気がつきました。
300台だったことにショックを受けて、ちょうど7倍だという計算すらできなくなっていたんです。そうか7倍か、じゃ、ビリを走っているかもしれないけど、でもちゃんとコースの上を走ってくれているんだ、という気持ちが少しもてましたが、安心には程遠い気持ちで茫然としていました。
処置室か、院長の机の上で忘れられていたようで、かなり待っても注射に呼んでもらえなかったので聞きに行くと・・すぐ呼ばれました。
プロゲ注射は、今日は前回の半量とのことで「肩でもいいですよ」、と言われたので肩にしてもらいました。
次回は7時50分までに受付をすること、安静指示が出る可能性があることを説明してもらいました。「安静指示が出ることがあります」という言い方は、今回の数値が低かったからもっとあとから安静になるのかもしれないってことかなあ、となんだか遠くの方で考えているような気分で聞きましたが、とにかく茫然としていたのでそれ以上は聞かずに処置室を出ました。
会計が終わったのは12時でした。
二人で美々卯で昼ごはんを食べてそれぞれの職場に向かいました。
素直に喜ぶわけにもいかず、でも望みはつながっている、何と思ったらいいのかよくわからない混乱のまま職場に向かいました。
来週の水曜には安静に入る可能性がある以上、3連休に入る前の今日にはちゃんと上司に報告する必要があります。でも、可能性は高いような高くないような。
なんとか望みのある7倍に伸びてくれていること、うさたまが頑張っていることを喜ぼう、喜ばなきゃ、とは思うのだけれど、10倍っていわれているのに10倍にはずいぶん足りないことが気になってしまう・・。堂々めぐりです。
自分を励ますために「うさたまちゃーん、いますかー。」「はーい!」「うさたまちゃーん」「はーい!」と心の中で一人芝居をしてみるのですが、一回目の判定日は考えるだけで顔がほころんできたのに、今日はどうもしかめっ面になってしまいます。
職場についてから、平静を装いながら急いでメールを処理したり、打ち合わせをしたりしながら、合間にこっそり検索したりしていました。2回目判定日に7倍の伸びで、その後無事卒業された方が複数いらっしゃることを確認し、またその方に「検索してもお腹の中で頑張っているたまごちゃんの姿は出てきませんよ。お腹をさすって声をかけて」と励ましていらっしゃる方のコメントを見たりしてそうだ、そうだ、私も信じて頑張ろう、と思ったり・・・。
と、ふと気がつくと17時39分。あろうことか、15時の薬を忘れていたのです。
蒼くなって夢クリに電話しました。答えは今すぐ飲んでください、って言われるだけだと分かってはいましたが。案の定、すぐに飲んでください、と言われただけでした。
飲んだのが17時40分。2時間半の遅れです。
うさたま、ごめんねー、オロオロしている場合じゃないね、ちゃんとどっしり構えて頑張るからね、うさたまも頑張ってねー、心の中で話しかけました。
冷汗をかきながら薬を飲んで席に戻った後、旦那さまに「うさたまのごはん、飲むの忘れてさっき飲んだ」とメールをしたら
「やっぱりそうだったか。そうかなと思ったから連絡すればよかったね。でも大丈夫だよ。うさたまのんびり屋さんだからね。たぶん「あ、そういえばご飯のこと忘れてたな~」って思ってるのではないかしら。」
という返事が返ってきました。
院長にも何も言われなかったのに、勝手に頭でっかちになって心配して、おろおろして、挙句に薬を飲み忘れたんじゃあ話になりません。要らないこと考える前に、まずやるべきことをやれって幼い頃から親にさんざん言われてきたのになあと改めて反省し、心を入れ替えて頑張るぞー、うさたまのことを守れるどっしりしたお母さんにならなきゃ、と思ったのでした。
夜になって非常勤の人たちが帰った後、いつも一緒に仕事をしている先輩に来週から自宅安静になる可能性がある事を伝えました。仕事のことは心配しなくていいからまず大事にしてね、と言ってもらいありがたいなあと思いました。
そのあと、別の部屋にいる上司のところに言いに行ったのですが、そこでもまずおめでとうと言ってもらい、そこでも仕事のことは心配しなくていいからまず大事にして、と言ってもらいました。本当にありがたいことです。
みんなの好意に囲まれて過ごしている幸せを本当にありがたいと思います。
うさたまのことを誰より信じて一緒に頑張ろうと思います。
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通院お疲れさまでした。
返信削除移植後の診察は、ハードルが高くてどきどきしますよね。
私も前回のとき、結構検索しましたが7倍なら心配いらないのではないでしょうか?
気持ちとしては、安心ラインの10倍が欲しいのはとても分かりますよ。
でも、うさたまちゃんはきっとゆっくりでもぴょんたさんのお腹の中で頑張っているのですから、信じて応援してあげてくださいね!
ぴょんたさんの旦那様はやさしいですね。
きちんと、2回目判定日の数値がどれくらいならいいか覚えていてくれるんですもの。
私の夫は、無関心なので とても孤独です><
会社のかたも理解してくださったようでよかったですね。
これで安心して、安静時期も突破できそうですね!
どきどきしたり、心配したりする気持ちもあるとは思いますが、穏やかな気分で過ごすことが うさたまちゃんにとっては一番のお薬になるのではないでしょうか?
頑張って!
>らーたん。さん
返信削除暖かいコメントありがとうございます。
そうだ、そうだ、と思いながら読んで、なんだか涙ぐんでいます。勇気がわいてきて、頑張れそうな気持になりました。本当にありがとうございます。
夫は私が呪文のようにちゃんと数値が伸びてるかなあ、など口走るのを見ながら、「ぴょんたが張り切りすぎているからここから落ち込んだ時はかなり大変だ」と覚悟を決めていたようです。2回目の判定日の結果がよかったとき、悪かった時に対処できるよう準備していた模様です。
普段は私が数値を説明しても「あんまり気にしない方がいい」と言うだけなのですが、今回は重要だと認識してくれたようです。ありがたいことですね。
職場の人には本当に感謝しています。昼も夜も働いているような人ばっかりで言い出しにくいと感じていたのですが、本当に一瞬もいやな顔をすることなく、おめでとう、心配しなくていいよ、と言っていただいたので、心の荷が下りた気がしました。
穏やかな気持ちで過ごすこと、本当に大事ですよね。
うさたまに話しかけながら、楽しい事を考えてゆっくり過ごしたいと思います。
コンニチハ。通院お疲れ様でした。
返信削除不安な状態で、休職するかもと報告しなければいけないのは、辛いですね。
エントリ読んで僭越ながら私も「うさたまちゃーんっ。」「ハーイ!ハーイ!ハーーーイっ!」と一人芝居?しました(笑)
このくらいしかできませんが、のんびり屋さんのうさたまちゃんが気持ちよく過ごされますように☆
それにしても、ご主人は本当に優しくて素敵な方ですね。
病院ででも、メールででも、すごくいいコメントだなぁ、と思いました。
>紅子さん
返信削除うさたまのことを応援していただいて本当にありがとうございます。応援していただいている心強さを改めて感じています。うさたまにもきっと聞こえていると思います。
「うさたまのこと、みんな待ってくれているよ。ゆっくりでいいから大きくなって生まれてきてね」と声をかけました。
夫のことも誉めていただいてありがとうございます。私が気分のアップダウンが激しいので、取扱いは厄介だと思うのですが、嫌がりもせずゆったりとしていてくれるのは本当にありがたいと思っています。何でも先延ばしが得意なわれわれ夫婦の子なんだから、のんびり屋さんなのは当然だね、と話しながらうさたまののんびりペースを待とうと思います。