2010-01-11

BT15:神頼み

ひたすら暖かくしてダラダラ過ごし、通院日を待つ心境です。

2回目判定日の夜、母にも電話し、簡単に状況を報告しました。数値の伸びがいまひとつの段階で話したくはなかったのですが、母の手術のときに付き添うかどうか等々の相談で、私の移植予定を話す羽目になっていました。ですので、12月27日に移植したことは知っており、その後がどうなったのかヤキモキしながら待っていることは明らかです。黙っていると悪い事をどんどん想像していくことも明らかなので、電話しました。

一通り母の日常の心配ごとを聞いたあと、「あんたの体調は?」というので、順調だよ、とも言い難く、まだ分からないけれど頑張ってくれているよ、と説明してあれこれ雑談。予想通り、母からは冷やしてはいけない、ズボンの下にも何か履きなさい、私が生まれるときにはこうしていた、等々の助言をしてもらいました。
私が「一生懸命暖かくして、せっせと薬飲んで、あとは神頼みぐらいしかすることないからせっせと神社に通っているよ。厄年だしね。」

そこでピーンと母は閃いてしまったようで、「そうだね、本当は○○神社に御祓いに行ってやるといいんだけど・・体調がねえ、云々。」「いいよ、いいよ、そこまで行ってもらわなくても。手近なところいろいろ通っているから神様にも通じているはずだし。」
そのときにはじゃあ、また機会があるときに母が行ってみるつもりだと言い張り、「寒い時に無理しないでね」と言って終わりました。

翌日の午後、私が地下鉄に乗っていたら何度も母から電話が電話がかかってきます。地下鉄だから駅にさしかかるたびに着電したり、着信通知がメールで届いたり。あと数駅で家につくところだったので、降りてからかけなおそうと思っていたら、ついに父の携帯からもかかってきました。こりゃ、何かあったのだろうか?祖父が倒れたのか?と思い、次の駅で慌てて降りてみると、「破魔矢が大きいんだよねえ。じゃあお母さんに代わるから」という父の声。

前日に思いついてしまった母は翌日が大安だということを発見し、父と二人で神社に厄祓いと安産祈願のお参りに行ってくれたらしいのです。私の実家は西日本の田舎ですが、八岐大蛇を退治した素盞嗚尊と稲田姫命が祀られている神社にお参りし、祈祷してもらってくれたとのこと。そこでもらったお守りや破魔矢や護符を送ろうと思うのだけど、破魔矢が1メートルぐらいあって送るのが難しいけどどうしようか、という相談でした。(電話に出た時にはほとんど自己解決していて、宅急便で送ってくれることになりました)

そして本日、届きました。
立派な破魔矢と御札、絵馬、鈴、杓子、お守り、茄子のストラップ、御洗米、お神酒、そして護符と人形(ひとがた)。
神棚などないマンション住まいですが、早速、それぞれリビングに御祀りました。
これから5日間、毎日護符を浮かべた水を飲んだり、人形で撫でたりして、6日目に川か海に流すのだそうです。
届いたよと電話をしてからも、2度、3度電話がかかってきて、お神酒は2度にわけて口をつけるものだとか、神社で拝む時には二礼、二拍手、一礼だとか、教わりました。御洗米を「あらいごめ」と読んでしまったぐらいの私の無知ぶりに不安になったようです(笑)。

日常的に信心深いわけでは全くない現実主義者ですが、まだまだ先が分からない中でも、守られている感じがして、落ち着いた気持ちになる気がします。
心穏やかに過ごしたいと思います。


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