2010-02-10

母子手帳

昨日の夢クリ通院の帰り道、区の保健センターに行き、母子手帳をもらってきました。
手帳だけもらえるのかと思ったら、手帳、妊婦検診のチケット、歯科検診のチケット、超音波が1回無料で受けられますというチケット、手引きのようなものが大小2冊、その他いろいろのお知らせ。マタニティマークのキーホルダーも入っていました。それらをまとめてマタニティマークと区のマークが印刷された布袋に入れてくれました。
超音波のチケットは、35歳以上だけだそうで、やっぱり、高齢出産ってことなんですね。

係りの人に書類を渡して上記一式をもらったあと、保健師さんの面接がありました。
「不安なことはなにかありますか?」と聞かれて、一瞬、ない、と答えようと思ったものの、いまの懸案は産科選び。
「今、不妊治療のクリニックに通っているんですが、○○病院はハイリスクでないと紹介できないっていわれたんですが、○○病院はハイリスクを専門にしているんでしょうか。」
「そんなことないです。ここは、○○病院近いですから、多いですよ。予約がとれれば大丈夫です。」

よかった~。じゃ、先生のフルネームを確かめて、来週の院長診察に備えよう!と思ったのでした。

もらったときにも思ったのですが、帰ってから中をいろいろみてみると、世の中妊婦に対してほんと、優しいですね。
私の住んでいる区では、妊娠したら申請すればタクシー券3万円分がもらえるんですって。また、生まれたら区内で使える商品券3万円がもらえるのだとか。これらはいずれも所得制限なし。いつまで続くか見当がつかなかった治療中の方が経済的不安は強い気がするし、タクシーが必須だったのも今までの方が大きいなあなんて考えていると、有難いなあと思うのと同時に、社会の多数派って楽なんだなあ、なんてことまでとりとめなく考えたりしていました。
私にとっては不妊が初めての社会の少数派体験だったんだろうなあ、この経験があるとないでは大違いだよな・・・とも。

手引きには妊娠初期から出産後のことまでいろいろ細かくのっていて本当に親切です。母親学級も、両親学級もあるんですね。
両方とも実家が遠いし、母は祖父の介護があるので出産時も手伝ってもらうことは難しそうなので、母親学級には参加した方がいいかなと思ったんですが、両親学級は土曜だけれど、母親学級はすべて平日の1時半~4時。
うーん、働く母親はこの時代になってもまだ少数派なんでしょうか?そんなこともなさそうなのに。
まあ、3回ぐらい休んだり時間休とれるような職場じゃなきゃだめですよ、っていう考え方もアリか、とも思ったのですが、だとしたら、こんな半端な時間じゃなくて、そのうちの何回かは4時から6時半とかにしてくれたら、ちょっと早退すれば済む人もいるのでは、とか。
などなど思いましたが、夢クリ通いのことを考えれば、1シリーズ3回コッキリで前々からわかっている予定なんですから、これくらいの時間の調整はすればいいんですよね。

 母子手帳の本体はかわいいミッフィーちゃん。(区役所からの一覧表には「うさぎ」と書かれていました。たしかにミッフィーはうさぎですね。)
一生懸命丁寧な字で名前を書こうとしたのですが、最近、手書きをしないからどんどん変な字になっていてショック・・・。

「いまの気持ちを書いておきましょう」なんていう欄もあって、何を書こうかまだ思案中です。
わたしが二十歳の誕生日のときに、母から母子手帳をもらいました。
わたしもいつかこの手帳を子どもに渡すときに、くるのをずっと待ってたんだよ、大事に思っているんだよ、ということが伝わるような手帳にできるといいな、と思います。



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4 件のコメント:

  1. 日本はいいですね~ タクシー券なんて、アメリカでは絶対ありえません…(悲)

    母子手帳、私は中学生くらいの頃に母から見せてもらった思い出があります. でも、妊娠した今の私が見たら、また違う発見があるかもしれませんね.

    産院に無事予約できますように♪

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  2. >ぼんずがーるさん

    コメントありがとうございます。
    サービスの内容は市区町村によって違うようなのですが、いろいろ親切なサービスがあるもんだなあと思いました。毎月高い住民税払っている甲斐があったわ、とも思うのですが、なんか治療中の方が大変だよなあという気持も抜けないんですよね。

    アメリカでもファイル型の手帳があるっておっしゃってましたよね。やっぱり大切な記録、残していきたいですね。

    産院予約、がんばります!

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  3. 通院お疲れ様でした。
    最近、夢クリ仲間のブログにお邪魔していると
    「診察までに時間がかかった!」
    という内容を多く見かけます。
    すっかりお休み周期を満喫しているので
    次回はハテ?何時に行くのがベストやら?
    と悩んでしまいますね。

    「卒業予告」されたんですね!
    よかったですね^^ 安静期間長かったですものね。

    「母子手帳」て母に見せてもらったことがありますが、
    なんだか古臭い親子の絵が描かれた表紙だったように思います。
    手帳だけ窓口で渡されるものと思っていたのですが、
    なんだか他にもいろいろ頂けるんですね。
    しかも保健師さんとの面接もあるんですか!?
    「母子手帳」ってどんな気持ちで受け取るんだろうなあ~
    と妄想しちゃいました。

    産院も希望のところに行けそうでよかったですね。
    卒業まであと少し、頑張ってください!

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  4. >らーたん。さん

    いつもコメントありがとうございます。
    混み具合は日によってずいぶん差があるみたいですね。
    火曜は5番先生がお休みなので特に混んでいるかも。

    ようやく卒業予告をきくことができました。ここまで慎重な不妊治療病院って少ないと思います。多くの場合、8週ぐらいで産院に転院するようですから。安心できる反面、産院椅子とりゲームには出遅れるので大変でもあります。難しいところですね。

    私の母子手帳もまさに「古臭い親子の絵」って感じで、いまの可愛いミッフィーちゃんとはだいぶ違います。でも、35年も経っても同じ制度が続いているのはすごいな、って思います。この母子手帳、東南アジアなどにも日本のアイディアが導入されているそうですよ。

    産院選びはまだ結論がでないのですが、なんとかなるのでは、と思っています。

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